2010年12月のコラム
師走に入り底冷えのする寒さがやってきましたが、風邪をひかずにお過ごしでしょうか?毎年12月は駅伝好きの方にとって年末の楽しみの一つである全国高等学校駅伝競走大会が京都で行われます。今年で61回を数えるこの大会で、出場回数が史上最多の48回、7度の全国制覇を誇る宮崎県代表小林高校の元駅伝部監督 外山方國さんのお話を先日聞きました。
外山さんは、今までに多くの有名選手を育ててこられた名監督で、講演の中でこのようなお話をされました。
「最後に実力を発揮できる子や伸びる子には共通点がある。それは、日常生活において、当たり前のことを当たり前にできること。早寝早起きに毎朝1時間の走り込み、そしてバランスのとれた食事を摂って、毎日練習日誌をつける…これを当たり前に続ける子が、やっぱり最後に伸びてくる。それを2年、3年続けるうちに真の実力が付いてくる。」
外山さんの教え子で、マラソン世界選手権で金メダルをとった谷口浩美選手も小林高校時代、練習日誌を欠かさず完璧に書いていたというお話を伺いました。
そのお話を聞いていて、ふと感じたのは私が応援してる体質改善(健康な体づくり)も、毎日きちんと続けていらっしゃる方のほうが断然良い結果が出ているということでした。たまにはスランプがあったり、努力が思うようにならないこともありますが、当たり前のことを当たり前に続けていらっしゃる方は、着実に底力がついてきます。リハーサルのない、一度しかない人生を有意義に過ごすために、あとになって後悔しないために、体にいい事をお続け頂き、ご家族で健康にお過ごしになられることを心から願っています。
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