2010年10月のコラム
「健康に良い食材の色は?」と聞かれたら、皆さんは何色をお答えになりますか?
日本では昔から『いつまでも若々しく元気で長生き、子孫繁栄』を願って“黒いもの”を中心に食べてきました。
私もそうですが、若かった20代の頃と比べると黒かった髪の毛に少しずつ白髪が混じってきます。
ご年配の方が、もう一度自分たちも若者の時のように若返りたいな!と思った時に、自分の姿を鏡で「どこが違うんだろう?」と見てみると一目瞭然、髪の色が違うことに気付くと思います。
そこで、こう思うのです。「髪の毛が黒くなったら若返るのではないか?」と… これが正解なのです。それで黒い食材を探してみたら、煮干しなどの小魚、わかめ・昆布・ひじき・もずく・海苔などの海藻類、しじみ、あさり、牡蠣などの貝類を見つけるのです。これらの食材は海のミネラルをたっぷり含んだ食材でその中でも海のミルクと言われる牡蠣はミネラルと微量元素を一番含んでいます。
また、その他の黒いものを見てみますと、黒砂糖、黒ゴマ黒豆、黒酢(きび酢)、玄米(玄=黒)など やっぱり体に良いと言われるものがたくさんあります。
東洋医学では黒は腎系と深く関係があり、腎系を強くすると骨・歯・生殖器・泌尿器・腰ホルモン・髪・耳の働きが良くなり、いつまでも若々しく、元気に過ごすことができると言われています。
黒いものを毎日の主食として食べようと数年前から我が家も白米に玄米を混ぜるようになりましたが、玄米の赤ちゃんにしてからは、玄米特有のパサパサ感がなく子供も喜んで食べるようになりました。
ぜひ皆さんもいつまでも若々しく元気でいるために毎日の食卓の中で“黒いもの”を食べ続けて下さいね。
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