2009年3月のコラム
公開日:2009年07月11日
カテゴリー:2009年
先月、地元佐土原で精神科医の越智啓子先生の講演に行ってました。
私は以前に福岡で越智先生のお話しを2度聞いたことがあったのですが、今回も新たな気付きを頂きました。
その中でも一番心に残ったのは星の王子さまが物語の中で言った「見えないものがとっても大事なんだよ」という言葉でした。
星の王子さまを書いたサン・テグジュペリは第二次世界大戦中の真っ只中に、童心を失い、美しいものに対する感動を失った大人たちが【本当に大切なもの】を見失ってお互いを殺し合う戦争をしていることを嘆いて書いた作品だといわれています。その中でこんな文章が出てきます。
「君たちは庭でバラの花を五千も作っているけど、自分が何を欲しいのかわからずにいる。だけど探しているものは、たった一本のバラの中にだってある。だけど、目では何も見えないよ。心で探さないとね!」
“見えないもの”は欲を持たない綺麗な心と豊かな心を持った時に初めて見えてきます。
そして見えないものを感じる力は、『頭で考える男性』よりも『心で感じる女性』のほうが格段に優れていると言われています。
普段から物事を心で感じる事によって心豊かさがより磨かれて、自然に女性らしい柔らかい美しい表情がつくられていくようです。
ぜひこのコラムを読まれた女性の方は、心のアンテナの感度を上げて見えない大切なものを心で感じ、周りの方より一足先に“より美しく輝いた人生”を送って頂きたいと思います。
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