2007年10月のコラム
皆さんは自分の顔を鏡で見ながら、目や耳は2つあるのにどうして口だけは一つなんだろう・・・と考えた事はありませんか?
目は2つあるから良いことも悪いことも「見える」。耳は2つあるから良いことも悪いことも「聞こえる」。でも口は「良いことだけを言う」ために神様は一つしかお造りにならなかった・・・と言われています。プラス(+)の言葉を口から出すと、口と+で『叶う』という字になります。でもマイナス(-)の言葉も一緒に口に出すと、口に+と-で『吐く』という字になってしまうのです。
先月聞きに行った“ツキを呼ぶ魔法の言葉”を書かれた五日市剛さんの講演会の中で、「心の中に不安や心配事があると無意識のうちに言葉として出てしまうものです。しかし、そうなる前にキャンセル、キャンセル!!と言って、そのマイナスの思いを打ち消してしまえば大丈夫。でも、一度口から出てしまった言葉は、残念ながらキャンセルする事は出来ない…」と仰っていました。「ツイてない!」「ムカツク!」「何で私だけがこうなるの!」などのマイナスの言葉を言ってしまうと 結局その言葉通りの人生を歩んでしまうのだそうです。
『含まれる』という字をよ~く見てみると、【今、自分が口にしたこと…】、つまり今、自分が口にしたことは、すべてこれからの人生の中に含まれていくと書かれているのです。
ウォルト・ディズニーの父親がいつも彼に言っていた言葉はこのような言葉だったようです。
「君の口から出る言葉は全て、人を優しくするものでなければならない。」
腹が立った時や不安な時でも一度深呼吸して(一度で落ち着かない時は何度でも)、マイナスの言葉が口から出ないように気をつけたいものですね。
▼詳細はH19.10/10収録分のインターネットラジオをお聴き下さい。
http://www.omoraji.com/reimei.shtm
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