2006年8月のコラム
公開日:2006年08月01日
カテゴリー:2006年
先日、県外の方の子宝相談の毎月1回のお電話でのカウンセリングの中で、とても素晴らしいお話しがありましたのでご紹介させていただきたいと思います。
「最近は自分の子供を虐待したり、殺したり…目を覆いたくなるような事件が続いて本当に心が痛みますが、その時に主人がこう言ったんです。僕たちは赤ちゃんが欲しい欲しいと努力してまだ授かっていないけど、きっとやってくる赤ちゃんは待って待ってできた赤ちゃんだから人一倍ありがたく感じることができるし、大切にできると思うよ。」
近ごろは物が豊かになって、“欲しいもの”がすぐに手に入る時代になりました。でも欲しいものが苦労せずに手に入る事が本当に幸せなのか?その人にとってよい事なのか…を改めて考えさせられるお話しでした。
私も先輩方から『若い時の苦労は買ってでもしなさい』とか『石の上にも3年』と言って、若い頃から苦労や辛抱することの大切さを教わってきましたが、このご夫婦のように前向きで心豊かなご夫婦のもとに、無事元気な赤ちゃんが授かることを心より祈っています。
花の咲かない寒い日は
下へ下へと根を伸ばせ
やがて大きな花が咲く
下へ下へと根を伸ばせ
やがて大きな花が咲く
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