宮崎市にある子宝・ガン・ダイエット・健康の相談薬局です

漢方の麗明堂
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くすりの麗明堂

2006年4月のコラム

公開日:2006年04月14日 カテゴリー:2006年

 昨年、相談に来られたお客様から「先生は病気が良くなる食べ物やその人に合った養生をたくさん教えてくれるのでチャングムみたいですね!」と言われて、それから週末楽しみに欠かさず見ている『チャングムの誓い』(16話…真心)の中でこんな場面がありました。
 かつて皇后の世話をしていた病気療養中の尚宮(サングン)が自分の命が長くないことを知り、最後に貧しかった幼い頃に兄が食べさせてくれた香ばしい米が食べたいと言いました。この尚宮の兄は、お腹をすかせた妹に一握りの米を与え、その姿を見ながら眠るように死んでいったので、それを悔やんだ尚宮は同じ米を持って兄のところへ逝きたいと言うのです。チャングムは火で乾燥させた米を何度も持っていきましたが、結局尚宮を満足させることができませんでした。しかし、寺の男が何日もかけて丁寧に干した米を口にして、「兄がくれたお米はこの味だった。これで兄のところへ行ける。」と尚宮は喜びの涙を流しながら米をしっかり握りしめたまま死んでいきました。その時にチャングムは、今まで競い合いの勝ち負けにこだわる余り、料理に手間をかけることと真心を込めることを疎かにしていた自分に気付きました。
 何事においてもそうですが、“手間をかけること”と“真心を込めること”を抜きにしては、本当に人の心を満足させたり感動を与えることは出来ないと思います。
 麗明堂では、これからもスタッフと共に皆様のご健康とお幸せを毎朝お祈りしながら、皆様の真にお役に立てる薬局へと成長していきたいと思っています。

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