2001年7月のコラム
公開日:2001年07月31日
カテゴリー:2001年
今年もまたれいめい堂本店の軒下につばめが巣作りにやってきました。ひな鳥が5羽…親からエサをもらおうと必死に口を大きく開けています。しかし、生存競争の厳しさなのか?その内2羽は巣から押し出されて死んでしまいました。
私が6歳の頃、つばめの巣の奥に追いやられ、痩せ細って死にそうになった『ひな』を巣から助け出し、4?5日間「源液ドリンク」(動物でも元気になる栄養剤と思って)を飲ませてあげて、体力を取り戻したひなを再び元の巣に戻してあげた事がありました。
すると今度はそのひなが一番元気になり、やっぱり5羽は死んでしまいました。平等にエサをあげない親を責めながら幼心の中にも、自然界の厳しさを感じました。
生存競争の厳しさは、私たち人間社会でも同じ事かもしれません。でも、死んでいったひな鳥をやさしく葬ってあげる…この気持ちだけはいつまでも忘れずに持ち続けたいと思っています。
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