2021年4月 コラム
『現実をプラスに変換』
「現実が思うようにいかない…」と悩んでいらっしゃる方に、私が店頭で よくするお話をご紹介させて頂きます。
それは、以前に放映されたNHK大河ドラマ『真田丸』の第7話「奪回」の中で田幸村の祖母のとり(草笛光子さん)の言った言葉です。 「思うように行かぬのが、この世。大事なのは、思うようにいかぬ時にいかに振る舞うか・・・いいですか、あきらめてはなりませぬ。
望みを捨てなかった者のみに、道は開ける。ババ様が言うんだから間違いない!」
この言葉を聞きながら、本当にそうだなぁと改めてそう思いました。思い通りにいかない時にいかに振る舞うか・・・どう受け止めて、あきらめずにどう乗り越えていくか・・・ どんなに感謝の念を抱きながら生活をしても、なぜか信じられないような不幸な出来事が降りかかる…という方もいらっしゃるかもしれません。そのような人は、とても難しい人生の問題集を与えられて生まれてきた大いなるチャレンジャーなのかもしれません。どのような出来事も、きっとあなたが乗り越えられる必要な出来事だから起こっているのです。 起きた出来事に、どのような「意味づけ」をするかは、自分自身が決めることができます。
悲観主義者は、「ああすればよかった」「あのせいでこうなった」と過去を悔やみ、「あのようになったらどうしよう」「こんなふうに なるかもしれない」と未来を憂います。しかし、楽観主義者は辛い出来事があったとしても「今は必要なことしか起こっていないし、すべては必然で最善で起こっている」と考え、「いつか来る未来の為に、必要で起こっている」と自分を勇気づけ、前を向いて未来に進んでいきます。皆さんの人生がより良いものとなりますよう心より願っています。