2020年2月 コラム
年末や年度末になると一年を振り返る機会が多くなりますよね。皆さんはこの一年を、また自分の人生を振り返ると、どのような思い出が思い浮かぶでしょうか?以前に、島田紳助さんが司会のテレビ番組「一分間の深イイ話」でこのようなお話がありました。人の記憶は、良い思い出と悪い思い出とどちらでもない思い出とで、思い出す割合に法則があるそうです。その法則の割合は、楽しい思い出が6割で、悲しい思い出が3割、そして、どちらでもない思い出が1割 なのだそうです。悲しいことが多かったとしても、思い出として脳に整理するときに、悲しい思い出が3割以上になったら辛くて生きていけないから、楽しい思い出を多く脳に入れて 整理するようになっているようです。そう言われてみると、学生時代の厳しい部活や大変な受験勉強も「今となっては、いい思い出!」と思い出の色を暗い色から明るい色に変えていることも多いように思います。同窓会でも、平凡で楽しかったことよりも、辛くて、大変だった思い出のほうが、最高のネタ(酒のつまみ)となって、盛り上がることも多いですよね。「辛い(つらい)という字に、もう一つ頑張って、一(いち)を足すと幸せという字になるから、もう一息頑張りましょう!」と店頭でよくお話するのですが、 辛いことがあっても、そこでもう一息頑張ると【幸せ】に変えることが出来ると、大変なことも大きく変わる 【大変】にすることが出来るのです。だから人生は辛くても大変でも、いつかは楽しくすることが出来るのです。 深い悲しみや辛い出来事をヒトの脳は忘れやすいようにセットしている。だから、いつかはイイ思い出に変えることができる。喜びと悲しみの割合は、いつも心の中では喜びが多い… だから生きていける。
とても、素敵なお話でしたので、皆様にご紹介させていただきました。