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2019年12月 コラム

公開日:2020年01月28日 カテゴリー:2019年, 麗明堂コラム

 今月のコラムは今年の4月から「特別の教科 道徳」の授業が中学校でも始まった道徳について武蔵野大学教授の貝塚茂樹先生のお話をご紹介させていただきます。
「特別の教科 道徳」のポイントとしては、従来のように、教材を読んで、主人公の気持ちをたどっていく「読み取りの道徳」から、道徳的な課題について「考え、議論する道徳」へと転換することが求められています。
教科書はこうした点を踏まえて編集され、指導法と評価も 「考え、議論する道徳」への「質的転換」が目指されています。指導法と評価のポイントは二つです。一つは、一面的な見方から「多面的・多角的な見方」を重視すること。もう一つは、課題について、他人事の見方から「自分事」の見方へと転換し、自分の問題として受け止め、考えるということです。
道徳教科の目的は道徳的価値を「自覚する」ことです。
ただし、「理解する(知る)」ということと「自覚する(分かる)」ことは違います。例えば、いじめが悪いということは、子供はみんな知っています。でも、いじめがいつまで経ってもなくならないのはなぜでしょうか。それはいじめは悪いと知っているのに、本当に悪いという「自覚」ができていないからです。つまり、道徳の授業が目指さなければならないのはこの「自覚」です。
そのためには、相手と交わり、自分と向き合いながら、道徳的価値の正しさを心から納得することです。「腑に落ちる」とか「胸にストンと落ちる」とか「ああ、そうだったのか」という経験を子ども達にさせることなのです。
このお話は、大人にも同じように言えることで、「多面的・多角的な見方」を重視することや、他人事の見方から「自分事」の見方へと転換し、自分の問題として受け止め、考えるということは、家庭や職場においても人間関係を円滑に進めていくうえでとても大切なことになります。これからの令和は今までよりも人に優しい時代になります。そのために、自分の心を磨いて優しく柔らかくしていきたいと思います。

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