2023年2月 コラム
今回は、以前に道徳の勉強会で教えていただいた、とても為になったお話を皆さんにご紹介したいと思います。
『挫折から立ち直るコツ』
人生は、決していいことばかりは起こらない。道に喩えるならば、上り坂もあれば、下り坂もあり、予想さえもしないまさかの坂もあるのです。つまり、人生は何が起こるかは、 分からないのです。 そこで、挫折してしまうような辛いことが起きたときに、どうしたらよいのでしょう? お酒を飲んだり、楽しいことをしたりして気を紛らわせる方法もありますが、 それでは根本的な解決にはなりません。 最終的には、まず『受け入れて行動を変える』ことが大切なのだそうです。
実は、人間は不快なことを受け入れることによって小さくする力をもともと持っているようですので、ずっと抵抗し続けているよりも早く受け入れたほうが、体が楽になるのです。
それでは、受け入れるとは、いったいどんなことなのか?というと、ネガティブと向き合う、嫌な気分とうまく付き合う、とりあえず、「まぁ、いいか」と口に出して言ってみる 等々 今、起きている事実に、無理に反発しないことかもしれません。
そして、次に『今、自分の身のまわりにある幸せを確認する』ことだそうです。つまり、悪いことだけが起きているのではなく、悪いことに目が向いていることが多く、意外と良いことも起きていることに目を向けて、そのことに感謝することが大切なのだそうです。
・家族が元気だ!・帰る家がある!・働く仕事がある! 等々
最後に『悲観的なことを楽観的に変える』ことです。悲観的に考えていると環境に適応する強さや能力を失わせることにもなりますので、できるだけ今あることに感謝して、楽観的にとらえることが大切です。
例えば、コップに半分水が入っていた時に、あなたはどのように思いますか?「まだ、水が半分残っている!」と思うのか?「もう、コップには半分しか残っていない・・・」と思うのか?なのです。 もちろん、前者のほうが楽観的な人なのです。
ここ数年、いろいろな変化が一気に起きていますが、この話が皆さんのこれからの人生に少しでもお役に立てば幸いです。