50万人が涙した命の授業③
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、2月4日の立春です。
いよいよ、冬から春がやってきます・・・ と言いたいところですが、1月の宮崎市の平均気温は9度9分。なんだか、春だったような暖かい1月でしたね。
でも、これからが三寒四温の変化の激しい日が続きますので、風邪をひかれませぬよう引き続きご自愛くださいませ。
腰塚勇人氏「命の授業 講演家」
1965年神奈川県生まれ。元体育教師・養護学校教員。スキーでの大事故で首の骨を折り、全身まひの身体に。その後、懸命のリハビリにより社会復帰できるまでに回復し、事故をきっかけに人生も人生観も大きく変化。2010年3月、教職を辞し、現在は「命の授業」の講演を通して命の大切さを訴えている。フジテレビ系「奇跡体験アンビリバボー」に出演。著書に「命の授業」(ダイヤモンド社)「感謝の授業」(PHP研究所出版)がある。
ドリー夢メーカーと今を生きる
子どもは親を選んで生まれてくる
〝生”の反対の言葉は何ですか?整形外科の看護師さんの質問です。彼女は産婦人科に異動してお産に立ち合っていました。普通であれば〝死”です。でも、彼女の答えは「生まれてこられなかったこと」。泣かずに生まれ、死産で生まれる赤ちゃんもいる。でもお母さんは、その赤ちゃんを抱いておっぱいを上げようとするんです。そんな出産に何回も立ち会って思うのは、「生まれてきてくれて、命があってここにいるだけで本当に奇跡です」と。
大怪我をして障がいが残った私は、医師に「子どもはできないかもしれません」と言われました。でも、奇跡が起きました。妻の身体に新しい命が宿ったのです。それが分かった時、本当に嬉しかったです。妻は流産の危険もありましたが、息子が一生懸命子宮にしがみついてくれました。出産のときは逆子で難産になりましたが、それを乗り越え、小さないのちが無事に生まれてこられた時の感動は、今でも忘れることができません。息子が私たちを選んでくれたんだ。親にならせてくれてありがとう!と思いました。
息子は今、反抗期ビシバシの中学3年生。親を無視したり、暴言を吐いたり、腹が立つこともありますが、私の母に聞くと「あんたもそうだった」と(笑)。息子が生まれたとき、私には新しい夢ができました。それは、一緒にスキーをすることです。それが実現しました。妻に言わせれば、15歳の息子に対し、53歳の私は、体は動かないのにライバル心むき出しだそうです。彼は私にとって、一番厳しいドリー夢メーカーです。だからこそ、父親として夢を持つ大人でいよう、何があっても人のせいにしない生き方をしよう、と思います。
赤ちゃんの命、皆さんの命は誰のものですか?自分の命は自分だけのものではない。私たちは一人でなんか生きていない。生かされている。皆さんのドリー夢メーカーは誰ですか?皆さんは今、誰のドリー夢メーカーになれていますか?
私たちは「命は大切だ」と頭では分かっています。でも、本当に大切なのは、自分の命の使い方です。そのために、私は5つの誓いを実践しています。
≪5つの誓い≫
①口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう
②耳は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう
③目は人の良いところを見るために使おう
④手足は人を助けるために使おう
⑤心は人の痛みがわかるために使おう
≪続きは、また次回に…≫
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