血液型でわかる免疫力
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、血液型から見る免疫力についてのお話をご紹介させていただきます。皆さんは、血液型というと、特徴や性格を知るうえで有効だと思われるでしょうが、実は、免疫力についても面白いデータがあるのです。
血液型での性格診断は、日本人独特のもので、海外では行われていません。「A型は几帳面でまじめ」「O型はおおざっぱで大胆」など血液型と性格の関連性には、科学的根拠がないことが分かっています。
日本人はABO式血液型が上手い具合に分布していることや、小さい頃より自分の血液型を知らされているからかもしれません。
実は、近年の研究では、血液型と病気になるリスク、特に感染症やがんなどの免疫にかかわる疾患との関連性が指摘されるようになってきました。新型コロナウイルスでも、A型の人は感染や死亡のリスクが高く、O型の人はリスクが低いとの報告があります。また、A型の人は、マラリア、肺炎の原因である肺炎球菌など、ほかの感染症にも弱いと言われています。
ガンについても、血液型によって発症リスクに差があるという研究結果があります。米国立ガン研究所の調査では、「O型の人は、A型、B型、AB型に比べ、すい臓がんになりにくい」と報告されています。
B型は、O型に比べ約1.7倍もすい臓がんになるリスクが高まっていました。すい臓がんは、相当悪化しないと症状が表れず、発見した時には手遅れになったり、手術がとても難しいガンのひとつです。B型の方は要注意です。またA型は、胃がんの発症のリスクが高く、O型の人に比べて2割も高くなっています。
O型は結核菌や性病である梅毒への抵抗力が強いことが分かっています。中世にヨーロッパで梅毒が大流行したために、O型以外の人が結核や梅毒にかかり亡くなったため、O型の人が多くなったともいわれています。
血液型は、赤血球の表面についている糖鎖によって区別されます。この糖鎖はA糖鎖、B糖鎖があり、A糖鎖のほうが多いことが知られています。A型は、B糖鎖の抗体、B型はA糖鎖の抗体を、O型は両方の抗体を、AB型は両方の抗体を作りません。よって、抗体の量は、O型、B型、A型、AB型の順番になり、これが免疫力と関係しているという研究者もいます。A型の人は、O型の人に比べ、がんにも生活習慣病にもかかりやすいといわれています。
免疫力は、血液型だけで決まるわけではありません。食事やストレスなど日常の生活の中で培われます。特にたんぱく質の摂取、腸内環境などが重要になります。
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