生きる!③ ―母に守られ、母を守りながら生まれくるいのち―
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
下田先生の記事を読ませていただいていると、医療の原点というか、本来の医師や薬剤師の心構えを学んでいるようです。
今回のブログの「赤ちゃんはお母さんのおなかに守られているだけではなく、お母さんを守りながらお腹に中にいるのです。両親から受け継いだ命を、お腹の中でお母さんを助けながら、共同作業で生きている。皆さんも一人ひとり、ご両親の命を受け継いで、お母さんに守られて、お母さんを守りながら生まれてこられた。それだけの素晴らしい作業を、この世に生まれる前にやり遂げている」というところを読みながら、母と子の深い絆を改めて感じさせていただきました。
感動の内容です。どうぞ、最後までお読みくださいませ。
下田 憲氏 けん三のことば館クリニック院長
1947年生まれ。長崎県佐世保で育つ。高校卒業後、10か月間西日本を放浪する。翌年、北海道大学医学部に入学。1976年、国立長崎病院勤務。1978年、長崎の公立病院へ勤務。1983年、北海道過疎地の公立病院、1996年、無医地区になった南富良野町幾寅の町立診療所へ。東洋医学と心療内科を層軸とする独自の診療兄弟を確立する一方、墨書で癒しの言霊をしたため始め、2004年11月「けん三のことば館クリニック」を開院。これまでの地域医療への取り組みが評価され、2014年に日本医師会「赤ひげ大賞」を受賞。
母に守られ母を守りながら生まれくるいのち
だいじょうぶ
ひとりずつ
だいじにいのちを
生かされている
あなたの代わりは
どこにもいない
わたしの代わりも
どこにもいない
先日、ある若い女性が来られました。東洋医学は、人間の気の流れを捉えるために、患者さんの体を触ります。その女性自身、妊娠に気づいていなかったのですが、触診すると、女性の体とは全然違うものがある。ちょうど子宮の位置に、竹の皮に包んだおむすびのようなものがある感じがします。妊娠7週目くらいでしたが、赤ちゃんの命は、7週目でも確かにそこにあります。いのちがある、と感じたお母さんの子どもは、しっかり育っています。その感じがよくわからない、という場合は残念ながらそうではないことが多いです。
赤ちゃんには、もう一つ素晴らしい力があります。僕のところには難病の方も来られますが、ずっと難病で苦しんでおられた方が、妊娠して安定期に入ると、病状がほとんど軽くなるか消えてしまうのです。赤ちゃんは、自分が生きていくためには、そのよりどころであるお母さんの体がいい状態でないといけない。だから、赤ちゃんはお母さんのおなかに守られているだけではなく、お母さんを守りながらお腹に中にいるのです。両親から受け継いだ命を、お腹の中でお母さんを助けながら、共同作業で生きている。皆さんも一人ひとり、ご両親の命を受け継いで、お母さんに守られて、お母さんを守りながら生まれてこられた。それだけの素晴らしい作業を、この世に生まれる前にやり遂げている。お母さんと子供の共同作業の結果が、今生きている私たちです。
どんなに医学が発達しても、遺伝子組み換えや今話題のIPS細胞も、もともと命があったものを作り換えているだけです。命のないものを組み合わせても、命あるものは一切つくり出せていません。そのように、一人ひとりが大切な命を受け継いで生きている。代わりなどあるわけありません。命は一人ひとりかけがえのない、その人だけのものなのです。
≪次回につづく…≫
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