生きているって素晴らしい ① 38億年のいのちの絆
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日から、『生きているって素晴らしい』という演題で、長野県の諏訪中央病院を一気に有名にした鎌田實先生のお話をご紹介させていただきます。
今回は、38億年のいのちの絆というサブタイトルで、命の大切さのお話をされています。どうぞご覧くださいませ。
鎌田 實さん
東京医科歯科大学医学部卒業後、諏訪中央病院へ赴任。30代で院長となり、つぶれかけた病院を再生させた。『地域包括ケア』の先駆けを作り、長野県を長寿で医療費の安い地域へと導いた。一方、チェルノブイリ原発事故後の1991年より、ベラルーシの放射能汚染地帯へ100回を超える医師団を派遣し、約14億円の医薬品を支援。2004年からはイラクの4つの小児病院へ4億円を超える医療支援を実施、難民キャンプでの診察を続けている。東北はもとより全国各地の被災地に足を運び多方面で精力的に活動中。
生きているって素晴らしい
―38億年の命の絆―
僕は複雑な生い立ちで、どういう関係で貰われたのかわかりませんが、父母が4人います。そのことにとても感謝しています。僕の場合、育ての父母の両親も、どんな家に生まれたのかも知りません。でも。確実に僕にも父母がいて祖父母がいて曾祖父母がいて… と永遠に続いているはずです。そのことに気づいたのが、お腹の中の胎児の研究をしておられた病理学者の三木成夫先生との出会いです。大学時代に大変影響を受けました。
三木先生は、医学生である僕たちに胎児の姿を見せながら、十月十日で人間はお腹から生まれてくる。すべての命は38億年の歴史を背負いながら生まれてくるのです。と。だから、君たち、医師になって患者さんを見るとき、すべての赤ちゃんの形に捉われず、生命そのものを大切にしろと言ってくれたのです。これは、医学部6年間で忘れられない授業となりました。
僕がいつも「38億年の命の歴史がある」と言っているのは、三木先生の研究のおかげです。僕は、育ての父・岩次郎さんから大切なことを教わりました。それは、貧乏と妻が重い心臓病という、この二つの困難を抱えていたにも関わらず、僕を拾って育ててくれた。母は、人の悪口を言わなかった。父は小学校しか出ていなかったけれど、教養があった。母は教養はなかったけれど、とても優しい人だった。バスに乗ったら隣の人に話しかけて仲良くなる。みかんを半分にしてあげる。1個あげればいいのにと思うけれど、1個あげる余裕はない。あれが母の魅力だったと分かったのは、ずいぶん後になってからです。
父は厳しく、僕は褒められたことはなかった。母が入院している時の日曜日、病院に行って母のベッドにもぐりこむと、母は僕をギュッと抱きしめてくれました。それが、僕が崩れない大きな要因でした。抱きしめられ「すごいね」と母に褒められたことで、僕は支えられたのです。
≪続きはまた次回に…≫
生命尊重ニュース1月号より
http://www.seimeisontyou.org/
麗明堂の子宝専用HP
https://www.reimeido.com/ をクリックしてください。
~ブログランキングに参加しています!~
今日の記事を気に入って頂けたら、こちら ← か、下のバナーをタッチ していただけると有難いです!皆さんのご愛読、ご支援に感謝いたします。
携帯やパソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、最新の番組は『すべての「いのち」が輝きますように!!』についてお話しています。ぜひ、お聴き下さいね!
http://www.omoraji.com/reimei.shtml
蒲公英T-1エキスについての詳しい情報は
コメントを残す