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温灸の面白い歴史について 麗明堂温灸セミナーにて!

公開日:2018年12月13日 カテゴリー:お店での出来事, ブログ, 講演会

 皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。

  今日も朝は寒かったですが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

 一昨日は、漢方の麗明堂(新店舗)で、初めての研修会として『温灸セミナー』を行いました。

 前半は、私金丸のほうから、『温灸がなぜいいのか?温灸の歴史』についてお話させていただきましたが、今日は、その中でお話しました温灸がなぜ始まったのか?という東洋医学の歴史についてお話させていただきます。

【麗明堂 温灸セミナーの様子】

 東洋医学は、昔の中国で発達してきました。

 「どうしたら、元気に生きられるか?」「どうしたら、つらい症状を楽にできるか?」と知恵を絞った末に、広い中国大陸の中でそれぞれの健康法が生まれてきたのです。

 たとえば、冷えて血行障害を起こした患部への施灸法(お灸・温灸の原形)。そして毒物を間違って摂取した時に、吐く・下す・発汗により排除する方法や、内臓から身体を整える治療法(漢方薬の原形)などです。

 中国(春秋戦国時代~秦~漢の時代)の漢方の古典、「素問(そもん)」「異法方宜論(いほうほうぎろん)」には以下のような事が紹介されています。

 中国における東洋医学は、東西南北と中央の五地区から、気候・風土にあった治療法が発展してきました。

 東の国は、海に近いので塩分の多い物を食するため熱気を生じ血の流れが盛んになり、鬱血(うっけつ)症が多くなるため、石メスを使い患部を切開して血・膿を出す治療法が発達しました。

 西の国は、高原地帯で気候が寒冷のため厚着をして家の中に篭ることが多いので、外からの邪気を受けることは少ないが精神的苦痛は大であり、臓器の疾患が多くなり漢方薬の治療法が発達しました。

 南の国は、湿気が多く太陽光線が強いため皮膚のきめが荒くなり外からの邪気を受けやすく、麻痺、痛みなどが出やすくなり、私たちが現在使用しております鍼治療法が発達しました。

 北の国は、日光の少ない寒冷地で遊牧民がテント生活をしているため体が常に冷やされるので、灸の温熱で暖める治療法が発達しました。

 中央の国は、気候・風土が穏やかで豊かな生活をしておりますが、あまり体を動かさずに食するため、血のめぐりが悪くなり慢性の病にかかりやすく、このような体質に対し按摩・指圧療法が発達しました。

 面白いですよね~

 これから本格的な冬を迎える訳ですから、まさに体を芯からあたためる温灸が一番必要な季節になるのです。皆さんも、自分に合った経穴(ツボ)を温灸で温めて、この冬を健康にお過ごしくださいね。

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