月のリズムと陰陽五行① ~下弦の月編~
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。 もう今から15年ほど前になるでしょうか・・・
漢方を飲んでいるお客さまへのカウンセリングでの養生をアドバイスして差し上げたいと思った時に、私が一番深い学びとなった講演が、岡部賢二先生でした。
自分のどこが弱いから症状が出ているのか?どう気を付ければよいのか?について、詳しく、分かりやすくお話していただきました。
今日と明日、『月のリズムと陰陽五行』についてご紹介させていただきます。きっと、皆さんも目からうろこのお話だと思いますので、楽しみにお読みくださいね!
岡部賢二氏
1961年生まれ。日本玄米正食研究所所長。フードアンドメディカルコンサルタント。松岡四郎氏に師事し、正食協会講師として活躍後、2003年に福岡県の田舎に移り住んで日本玄米正食研究所を開設。2005年『ムスビの会』を発足し、2006年より、セミナーハウス「四季の舎ながいわ」を開校。各種セミナーや料理教室、体験学習などを開催している
◎顔のくすみは腎の弱り◎
月が地球の周りを回る周期にも五臓(肝・心・脾・肺・腎)と共鳴する周期があります。
下弦の月期(下弦の月の3~4日前から3日後まで)は腎臓と膀胱の経絡と結びついていて、季節では冬、一日では夜(午後10時~午前3時まで)にあたります。腎臓系の弱りは、顔のくすみや黒ずみ、シミやホクロ、ソバカス、シワといった黒さとなって現れます。例えば人工透析をしている患者さんは、顔がくすんだ色をしている方が多く見られますし、長年、ステロイド(副腎皮質ホルモン)を使用していた方にも、皮膚が赤黒く変色している方が多いです。
体質的には冷え症で、手足が冷たい、足腰が弱い、膝が痛い、むくみやすい、夜眠れないという方は、腎に弱りがあります。
また、腎が疲れると耳が聞こえにくい、耳鳴りがする、目がぐるぐる回る(メニエール)、中耳炎になりやすい、音に敏感になるなどの症状が出やすいです。骨がもろい、腰が曲がる、背骨が湾曲している、歯が弱いといった症状も腎の疲れから引き起こされます。
お歳を召した方の耳が遠くなったり、腰が曲がったり、入れ歯になる人が多いのは、加齢とともに腎の働きが低下するからです。
◎腎を温める手当法を◎
腎気が衰えると、気力の低下から何事も面倒くさくなり、根気が続かない、忍耐力がないといった状態を招きやすくなります。さらに弱ると高所恐怖、閉所恐怖、暗闇恐怖、不潔恐怖(潔癖症)、対人恐怖(引きこもり、自閉症)、パニック障害を引き起こすこともあります。そんな時には、コンニャク湿布や生姜湿布など腎を温める手当法を実践しましょう。
現代医学にない腎の働きとしては、成長や発育、生殖といった内分泌機能との関係があります。胸腺や前立腺、扁桃腺、舌下腺、顎下腺、耳下腺、松果体、副腎と言った内分泌に関係する期間は腎の管理下にあり、ホルモンバランスを担っています。
子宮発育不全や背が伸びない、子宝に恵まれない、生理不順といった症状があれば、腎の弱りととらえて間違いないでしょう。これらのことから腎は環境ホルモンの影響を一番受けやすいといえます。
≪続きはまた明日・・・≫
マクロビオティックマガジン「musubi 2月号より」
www.macrobiotic.gr.jp
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