新型コロナ対応で分かった 日本の伝統の凄さ①
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
いよいよ台風10号が日本に迫ってきました。
最大級の台風ですので、充分に備えをして、皆さんに被害がないことを祈っています。
さて、今日は石平さんの「新型コロナ対応で分かった 日本の伝統の凄さ」の記事を紹介したいと思います。石平さんは現在は日本国籍ですが、1988年に留学で日本に来られて、日本人を冷静に観察してたくさんの本を出されています。
石平さんから見た日本人についてのお話です。とても分かりやすいお話ですので、ぜひお読みくださいませ。
評論家 石 平(せきへい)氏 ≪1962年、中国生まれ。北京大学卒業後、88年、留学の為に来日。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了後、民間研究機関に勤務。2007年、日本に帰化。現在は日中関係・中国問題を中心に評論活動を展開。2014年、『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で第23回 山本七平賞を受賞。著書に『観光区民族こそ歴史の加害者である』(飛鳥新書)など多数。≫
江戸は世界一の大都会であると同時に、世界一清潔な町
今年二月辺りから世界各国が新型コロナウイルスと闘ってきた中で、わが国日本は爆発的な感染拡大を抑え込むことにおおむね成功している。この原稿を書いている六月中旬現在、諸先進国の中では日本国内の感染者数と死亡者数が断然少なく、心配されていた医療崩壊も起きていない。
世界から「奇跡的」だと評されている成功の理由は一体どこにあるのか。政府のとった対応策と言えば他の先進国より優れているとは言えないし、法的強制性の伴わない自粛要請は、それほど強力な措置であるとは言い難い。それでも日本は何とか数万人単位の感染拡大を食い止めることができ、予測された最悪の事態を回避できたわけである。
こうした成功の理由の一つはやはり、日本国民の意識の高さにあろう。政府からの自粛要請は強制力の伴わないものであっても、大半の国民は自らの意志においてそれに従い、収入の激減や生活の不便、そしてビジネスの停滞などを覚悟のうえで自粛に入った。
関西に住む私はその間、仕事上の用事で一度大阪に出かけたことがあるが、いつも賑やかだった難波の繁華街から人の姿が消えている光景を見て、びっくり仰天した覚えがある。結局、日本国民の強い共同体意識と倫理的自制心が、いざという時に大きな力を発揮して日本人自身を救ったのである。
≪続きはまた次回に…≫
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