愛は心に降り積もる【マザー・テレサは生きている】④
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
私は、今までにマザー・テレサの名言集などを読んで、素晴らしいことを仰っているなぁと思っていましたが、その言葉が出てくる背景については知りませんでした。
今回の第4話に出てくる【人間にとって一番ひどい苦しみ】についての答えは、とても深いものでした。片柳さんのお話をお伺いして、マザー・テレサが、どうしてそのようなことを仰ったのか?というその意図を深く知ることができて、とても有難く思いました。
それでは、片柳さんのお話の第4話です。とても深くて素晴らしいお話ですので、どうぞ、最後までお読みくださいませ。
片柳弘史 (かたやなぎ・ひろし)
1971年埼玉県生まれ。1994年慶応大学法学部法律学科卒業。1994~95年カルカッタにてボランティア活動。マザー・テレサから神父になるよう勧められる。1998年イエズス会入会。2008年上智大学大学院進学研究修了。同年、司祭叙階。現在は山口県宇部市で3つの教会の主任司祭、3つの幼稚園の講師、刑務所の教誨師。
‟愛の藁”を敷き詰めよう
マザー・テレサの母ドラナは、若くして未亡人になられ、女手一つで3人の子どもたちを育てる一方で、貧しい人への奉仕活動にも熱心な方でした。マザーは子供のころから、お母さんの後ろについて、貧しい人たちのもとを訪ねていたそうです。
マザーがある時、新聞記者からの質問に答えて「私は、人に奉仕するのが当然と思えるような環境で育てられたのです。うちの母親は市場に買い物に行ったのに、バスケットに何も入れないで帰ってくることもありました。ご近所の家庭で食べ物がないと聞くと、買ったものをあげてきてしまうのです。昼ごはんのときは、いつも見知らぬ人が一緒に食事をしていました。小さなころは、『誰だろう』と思っていましたが、実はご近所の貧しい人たちだったのです」。
マザーがインドに行かれてすぐ、お母様から手紙が届いたそうです。その中には、「フィレおばあさんがよく、身体が痛いと言って私たちを引き留めたでしょう。でも、彼女にとって一番苦しかったのは、自分がだれからも必要とされていないと感じる痛みだったのよ」と書かれていたそうです。「人間にとって一番ひどい苦しみは、病気でも貧しさでもなく、自分は誰からも必要とされていないと感じることだ」とマザーはよく言っていましたが、その精神はお母さんから引き継いだものだったのです。
クリスマスの前になると、マザー・ハウスでは飼い葉桶を作ってイエス・キリストの御生誕の場面を再現します。空の飼い葉桶の脇には、藁を入れた籠が置かれていました。ある時マザーは、その前に私たちを集めて、「クリスマスまでに、イエス様のために犠牲を捧げ、そのたびに藁を1本ずつ桶に入れなさい」と言いました。クリスマスまでに、桶の中を藁で一杯にしようというのです。クリスマス・ミサの直前、マザーは私たちをまた集めて言いました。「ここに入っている藁の一本一本は、皆さんの愛です。犠牲を捧げるたびに、皆さんの心にも愛の藁が一本ずつ入れられました。さあ、このふかふかの愛の藁の中にイエス様を迎えましょう」。これもきっと、マザーが幼い頃、母ドラナに教えられた習慣だったのではないでしょうか。
≪続きはまた次回に…≫
生命尊重ニュース12月号 http://www.seimeisontyou.org/
麗明堂の子宝専用HPは
https://www.reimeido.com/ をクリックしてください。
~ブログランキングに参加しています!~
今日の記事を気に入って頂けたら、こちら ← か、下のバナーをタッチ していただけると有難いです!皆さんのご愛読、ご支援に感謝いたします。
携帯やパソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、最新の番組は『すべての「いのち」が輝きますように!!』についてお話しています。ぜひ、お聴き下さいね!
http://www.omoraji.com/reimei.shtml
蒲公英T-1エキスについての詳しい情報は
コメントを残す