心のエクササイズで、今日からもっと幸せに①
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
日本中の皆さんの協力で、国内のコロナの感染拡大が落ち着いているように思います。
さて、今日からもっと幸せになるための心のエクササイズをご紹介したいと思います。1回目の今日は、「幸せとはなんだろう」です。幸せについて整理されていて、簡潔で、とても分かりやすいお話です。どうぞ楽しみにお読みくださいませ。
前野隆志さん
一般社団法人ウェルビーイングデザイン代表理事 慶応義塾大学大学院教授
昭和37年、山口県生まれ、広島県育ち。東京工業大学卒、同大学院修士課程修了。キャノン株式会社勤務、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード大学客員教授、慶応義塾大学理工学部教授などを経て、現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。博士(工学)。研究分野はヒューマンマシンインターフェースから、幸福学、感動学、共感学、イノベーション教育、コミュニティーデザインまで、幅広い。『幸せのメカニズム―実践・幸福学入門』(講談社現代新書)、『実践 ポジティブ心理学―幸せのサイエンス』(PHP新書)、『ニコイチ幸福学―研究者夫妻がきわめた最善のパートナーシップ学』(CCCメディアハウス)など著書多数。
幸せとはなんだろう
私たちが当たり前のように使っている「幸せ」や「幸福」という言葉ですが、そもそも「幸せ」とはなんでしょうか。まずは、幸せの基本的な条件をご紹介しましょう。
幸せには大きく二つの種類があります。
長続きしない幸せと、長続きする幸せです。
長続きしない幸せとは、モノやお金、社会的地位などの「地位財」による幸せです。この幸せは周囲との比較によって得られるもので、手に入れた瞬間は幸福感に満たされますが、自分より上だと思う人がいたら負けた気分になるため長続きしません。
一方、長続きする幸せとは、健康や自由、愛情などの「非地位財」による幸せです。この幸せは、周囲と比較せずに得られるものです。健康に生活できて満足・不満足の評価軸が人との比較ではなく、自分の中にあるため、一度幸せを感じると長続きします。
この長続きする幸せには「心の要因による幸せ」、つまり、自分の心の持ちようでなんとかできるものが多く含まれています。そこで、私が研究する幸福学では、長続きする幸せを科学的に分析し、これを満たすように心がけていれば幸せになれるという、幸せに影響する四つの因子を明らかにしました。
幸せの四つの因子
それでは幸せの四つの因子をご紹介します。
◆第一因子「やってみよう!」
この因子が強い人は、得意なことをさらに伸ばそうと努力したり、好きなことに打ち込んだりしています。「やってみよう!」因子の強い人はワクワクしています。
◆第二因子「ありがとう!」
この因子が強い人は、人を喜ばせたり支援したいと思っている人や、人とのつながりに感謝している人です。「ありがとう!」因子が強い人は許容度が大きく、他者を前向きに受け止められます。
◆第三因子「なんとかなる!」
この因子が強い人は、考え込み過ぎずに決断でき、失敗しても立ち直るのが早い人です。「なんとかなる!」因子が強いと、くよくよする時間が少なくて済むので、結果として楽しい時間が多くなります。
◆第四因子「ありのままに!」
この因子が強い人は、地位財型の競争を好まず、自己像が明確です。「ありのままに!」因子が強い人は自分の軸がしっかりしているので、妬みや嫉みがありません。
幸せの要因はたくさんありますが、このわずか四つの因子を高めれば、誰でももっと幸せになれることが分かりました。
≪続きは次回に…≫
心の生涯学習誌『れいろう4月号』より
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