大切な人はいつも身近にいる ①

公開日：2019年12月23日カテゴリー：ブログ, 素晴らしいお話

　皆さん　こんばんは！　不妊相談ひとすじ２５年　宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー　薬剤師の金丸です。

　今日から、生命尊重ニュースに載っていたとても心を動かされた感動のお話を紹介させていただきます。

皆さんも以前にテレビで見たことがあるかとは思いますが、現在はフリーアナウンサーをしていらっしゃる清水健さんのお話です。

　ぜひ、最後までご覧くださいね。

清水健さん　フリーアナウンサー　一般社団法人清水健基金代表理事

1976年大阪府堺市生まれ。中京大学文学部社会学科を卒業し、読売テレビに入社。2009年より夕方の報道番組「かんさい情報ネットten.』を担当、メインキャスターをつとめ、『シミケン』の愛称で親しまれる。2013年5月、スタイリストだった奈緒さんと結婚。2014年長男誕生。112日後に奈緒さんを乳がんで亡くす。2017年讀賣テレビを退社し、子育ての傍ら一般社団法人清水健基金の代表理事として、精力的に講演活動を行っている。著書に『112日間のママ』『笑顔のママと僕の息子の973日間』（小学館）がある。

大切な人はいつも身近にいるー112日間のママ

もっと一緒にいたかった…。「シミケン」でお馴染みの関西の人気テレビキャスター清水健さんは、結婚後2年で、妻・奈緒さん（享年29歳）を乳がんを亡くした。病を押し、勇気をもって出産した長男は、その時生後わずか112日だった。命の選択を突き付けられ、「3人で生きる」ことを選択した清水さんは、自らの体験を通し、身近な大切な人にあふれる思いを伝えてほしい、と語られる・・・

　僕には4歳の息子がいます。雨の日の息子とのお出かけは大変です。水たまりを一個見つけるたびに何回も入る。いつもは5分で行けるところが15分かかります。

　うちのマンションにエレベーターが2機あるのですが、左右どっちのエレベーターが先に来るかを、親子でいつも当てっこしています。「僕、こっち」息子が決めるんです。だんだんエレベーターが近づいてきて「違うな」と思ったら、息子は「やっぱり、僕こっち」と言います(笑)。さっきと違うんやと思うけど、譲らざるを得ない。公園に行って野球をする時は、息子は決まってバッターです。空振りの連続でも僕は「ごめん」と言いながら、バットに当たる所を目掛けて投げ続けます。

　また、息子は恐竜大好きで、恐竜のフィギュアごっこがエンドレスで続きます。中でも、長い尻尾の恐竜が大好きで、恐竜のかくれんぼです。「恐竜どーこだ？」、しっぽが見えているけど、それを見つけちゃうとダメなんです(笑)。「もう休憩しようよ～」と思う時もありますが、息子のちっちゃな笑顔をしっかり守っていきたいなと思います。

　この前は、息子の幼稚園の参観日でした。家では甘えん坊でも、幼稚園では先生の話をしっかり聞いて、大きな声で歌って、友達と相談しながら工作していました。ほんまに確実に成長しているんやなぁと、先生に感心しながら見ていました。

　園庭でも息子は元気に走っていました。実は、僕は高校時代陸上部で、１００ｍ10秒９で走っていて、大阪で4番だったんです。うちの息子、公園に行くとよーいドンが大好きで、10ｍ、30ｍの親子対決です。「よーいドンしよう！」と言われて、当たり前です、勝てるんですけど、勝ったらあかんのです(笑)

　いつも息子の面倒を見てくれるのは僕の母です。仕事に子育てに講演活動、僕一人では絶対無理でした。家族もいて仲間やみんながいてくれて、今の僕たちがあります。決して一人ではない。だからこそ僕は、こうやって舞台に立たせていただけているのです。

≪続きはまた次回に…≫

生命尊重ニュース10月号より　http://www.seimeisontyou.org/

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