大丈夫やで① 95歳の現役助産師 坂本フジエさん
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
新型コロナウイルスの影響で、宮崎市街地は車も少なく、とても静かです。
でも、今起きていることは、何か意味があると思ってみれば、この時期に何をすればよいのかを冷静に考えることができます。
私の場合は、片付けることと本を読むこと。
すると、以前にご紹介しました和歌山県田辺市の助産師 坂本フジヱさんの記事を見つけました。
坂本さんは1924年生まれの95歳で、4000人以上の出産に関わった現役助産師です。それでは、坂本フジヱさんの記事をご紹介させていただきます。
和歌山県田辺市・坂本助産所 坂本フジエさん
私は産婦さんたちに「お産は自然なもの」とよく言っています。やっぱり人間は自然のものでしょう?だからお産も自然なものやなあ。私は毎日、潮の満ち引きの時間を調べます。潮が引く時陣痛も休むんです。満潮時に生まれるということではなくて、潮がさしてきだしたら、その潮に乗って出てくるというのが多いです。そして、満月になったら陣痛が起きてきたりします。病院の先生方も満月になったら忙しいと言われています。
私達助産師は、自然に赤ちゃんの気持ちを汲みとってやりながらお産を助けます。お腹の赤ちゃんにも願いや意志があるんですね。そして、産婦さんが入院されたら絶対にその人について、離れることが無いようにします。
私はいつも、産婦さんがリラックスするよう誘導します。「自分が今産まなければと力はいったらあかんよ」と。リラックスして産んだら、赤ちゃんもふわっとしたいい顔をしていますね。妊婦さんが決して逸脱した生活をせずに、まともに朝起きて、まともにお産も出来るんですね。そういうことを常に産婦さんに言うんです。「大丈夫やで」「私はいつもここにおるから」と。とにかく安心して産んだら、会陰切開もなく、出血も少ないんですよ。
赤ちゃんは賢いんやで
私のところでお産をされた人で、子供との間に距離を置くお母さんもおられます。そういう人には、生まれて一日目はちょっと無理かもしれませんが、二日目くらいから、「赤ちゃんというのは賢いんやで。あなたの心を読むのは私らよりずっと賢いんやからねえ。だから、性根据えてこの子を養うてやろうっていう気になって欲しい」と言います。
そして「1年だけでいい。1年だけは何としてもその子供にかかわってやってね」とお願いするんです。1年がどうしても無理だったら3ヵ月だけでもいい。お母さんが性根据えたら、必ず子供は変わっていきます。赤ちゃんは、あんなに小さくても、お腹の中からでも、ちゃんとお母さんの心が読みとれているんですよ。
私が思春期講座で行っている高校で、ある生徒のお母さんは、子供を名前で呼ばないで、「悪魔」と呼ぶんです。そうするとその子供は、当たり前に育たず、情緒が不安定です。
子どもが可愛くない原因というのは、やっぱり、この子のために私はこんなに苦労をさせられて、理不尽な時を過ごした思いがあるんだと思います。お母さんとしての自覚よりも、まだ幼い心の親ですね。自分を大事にしてほしいというのは、親になれていないからです。その人の成育歴をずっと遡っていったら、親に大事にされていない子供が、親になりきれずにそうなる傾向がとても強いですね。愛されていないと愛する気持ちも分からないんです。
≪続きはまた次回に・・・≫
生命尊重ニュース3月号より http://www.seimeisontyou.org/
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