分かりやすい心の話）心グセのよい人に②

公開日：2019年10月12日カテゴリー：これからの人生に役立つ話, ブログ, 心のお話

　皆さん　こんばんは！　不妊相談ひとすじ２０年　宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー　薬剤師の金丸です。

　皆さん、台風１９号による影響は如何でしょうか？

今日は、夕方から関東に上陸するようですので、万全の準備をされてくださいね。

　さて、今日は昨日に続いて望月先生の分かりやすいお話「心グセのよい人に」の２話目をお伝えしたいと思います。

道徳は堅苦しいものと思われがちですが、職場や家庭で皆が実行していけば、とても楽しく心地よいものです。そして、どうせ良いことをするのであれば、形のみではなく、心での実行をすれば、より結果もよくなっていくのです。

　心にはいくつかの特性があり、その一つが「心はいつでも、どこでも使える」ということです。

　私がとても勉強になり、お話を伺って感動した先生ですので、ぜひご覧くださいませ。

モラロジー研究所　参与　望月幸義氏

昭和16年、東京生まれ。麗澤大学外国語学部イギリス語学科卒業後、外務省に勤務。東京大学文学部大学院修了。倫理学専攻。モラロジー研究所研究部基礎理論研究室長、同研究部長、麗澤大学教授などを歴任。麗澤大学名誉教授。著書に『「考え方」を変える』（モラロジー研究所）など。

人生を最高に喜ぶ心のクセをつけよう

道徳を実行するとすぐに莫大な効果がでる

多くの人は、「道徳の実行と、具体的に行動に表すこと」と考える心のクセがついている事でしょう。しかし、モラロジーの創建者・廣池千九郎は、道徳実行の根本は心遣いにあることを示しています。形の実行も大切ですが、それ以上に心に実行の方が大切なのです。

例えば、挨拶一つとってみても、言葉や態度は同じであっても、そのとき、どんな気持ちで挨拶しているかが問題になってきます。もし、憎らしい気持ちで挨拶をしていたとすれば、それは道徳の実行とはいえません。ですから、道徳実行とは、「キレイな心」を使うことであると、私たちの考え方を変える必要があります。

キレイな心は、いつでもどこでも使えます。

人の話を聞いていても、道を歩いていても、テレビを見ていても、本を読んでいても、きれいな心を使った分だけ、道徳の実行をしたといえます。「今が最高の喜びのとき」という心を使うことも、道徳の実行になるのです。

さらに大切なことは、心のクセを変える、つまり道徳を実行すると、すぐに莫大な効果が出るという点です。「心に喜びが出た」「悩みが少なくなった」「家庭が円満になった」「性格が変わった」など、道徳は今日実行すれば、今日効果が出るといってもよいでしょう。道徳実行の効果の中心は喜びです。この短期的効果を私たちはもっと大切にすべきです。

≪次回に続く≫

心の生涯学習誌　れいろう10月号より

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