今こそ、1日1日を丁寧に生きよう
皆さん おはようございます! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は日曜日で、私はお休みです。
2年前までは、年中無休のスーパーのテナントに入っていましたので、日曜日に家に居たというか、ゆっくりしていたことは24年間ありませんでした。2年前までのことを思いだしたら、日曜日に自分の時間を自由に過ごすことができることがとても有難いのですが、コロナ生活が始まってから、日曜日に家に居ることが当たり前になってしまい、ここ数ヵ月は有意義に計画的に過ごせていないことを情けなく思っています。
今日は、朝一番にやることを紙に書いて、絶対に終わらせることを決めて取り掛かっています。そんな時に、長谷静香さんの「今こそ、1日1日を丁寧に生きよう」の記事を見つけました。後悔のないように、今日できることを精一杯頑張ります!
勇気のしずく代表・心理カウンセラー・看護師・保育士 長谷静香さん
昭和47年、福岡県生まれ。茨城県在住。3児の母。大学病院に10年間勤務、退職後、ベビーサイン講師として活動中、子育てに悩みアドラー心理学に出合う。潜在意識なども学び、勇気づけ親子心理学講師として、個人向け講座、医療・行政・教育機関・企業向けの研修・講演を全国で開催。著書に『看護師のためのアドラー流子育て・自分育て』(日本医療企画)などがある。
大きく変化した日常
あなたは、次の言葉をご存知でしょうか。
神よ、私にお与えください
変えることのできないものを受け入れる平静な心を
変えることのできるものは変える勇気を・・・
これは、アメリカの神学者、ラインホールド・ニーバーの「平静のいのり」と言われています。新型コロナウイルスの感染拡大で、世界は一変しました。あなたの状況も、大きく変わったのではないでしょうか。学校、仕事、介護、余暇―。私自身も大きく変化しました。
子供たちは休校、分散登校、マスクをしながらソーシャルディスタンスを保っての授業。私が担当している看護学校の授業も、フェイスシールドを装着しての講義です。
そして、人との関わり。関西にいる母に会いに行きたいけれど、まだ行くことに躊躇しています。義理の両親は私の隣の県に住んでいますが、こちらも会いに行くのを控えています。
忘れられない出来事
私の父は14年前、63歳で他界しました。末期の肺がんでした。平成17年の12月に1人で病院に行き、一人で告知を受けて帰ってきました。私は母から連絡を受け、妊娠8ヵ月のお腹を抱えて急いで両親の住む九州に向かいました。
父の癌はできた場所が悪く、手術も放射線治療もできなかったため、化学療法を受けました。もうなすすべがないという状況になった時「長男(弟)の家に行く」と言い、酸素ボンベを抱え、母と一緒に弟家族が住む関西へ行きました。急な父の思いを受け入れてくれた弟家族には感謝しかありません。そして弟の家で在宅治療が始まりました。
私は生後五ヵ月の娘を連れて三週間に一度、父母のいる関西へ。しかし、家族の思いもむなしく、告知からちょうど一年後に父は旅立ちました。くしくもこの日は私の結婚記念日。決して忘れられない日となりました。
父が亡くなった後、様々な手続きの為に母と娘と九州に戻ったのですが、その日の夜、母が突然「胸にしこりがある」と。まさかの乳がんでした。父をがんで亡くして、二週間後に母のガンが発覚。私は途方に暮れ、幼い娘を寝かしつけながら、「お父さん、お母さんを連れて行かないで・・・」と涙したのを覚えています。母はすぐに手術を受け、有難いことに弟家族のもとで今も元気でいます。
今できることで最善を尽くす
70歳を過ぎた、たった一人の母だから親孝行がしたい。会いに行きたい。父のお墓参りをしたい—。でも、まだ今は出来ていません。
それならば、今できることをやる。今できる最善を尽くす。もし、変えることができないのなら「すべては導かれている。宇宙の采配なのだ」といい意味であきらめ、受け入れる。すべてが導かれていると受け止め、そして今ここからできることを明らかにしましょう。
私が自分らしく丁寧に生きることが、母の喜びにつながるのかもしれません。義理の両親と母には、私の娘(孫)たちが頻回に手紙を書いて送っています。そして、電話やメールも。普段は恥ずかしくて言えない言葉も、手紙やメールならば伝えやすいかもしれません。
今こそ、生かされていることに感謝の気持ちを持ちながら、平静さと勇気と知恵をもとに心を整え、丁寧に毎日を過ごしてみませんか。
(心の生涯学習誌れいろう8月号より)
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