不妊治療を受ける人が増える原因
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今週の日曜日に、大阪で子宝カウンセラーの会が開催され、とても勉強になり、情報として皆さんにお伝えしたいことをご紹介させていただきます。
まず、第一回目は、ウイメンズクリニック本町の院長 藤野祐司医師の『不妊症治療の現状と展望』の中から、なぜここ数十年で不妊治療を受ける人が増えたのか・・・? についてお話させていただきます。
そこには、このデータが深く関与しているのです。
【男性の初婚年齢】
1975年・・・27.0%
1985年・・・28.2%
1995年・・・28.5%
2005年・・・29.8%
2015年・・・30.7%
続いて、
【女性の初婚年齢】
1975年・・・24.0%
1985年・・・25.4%
1995年・・・26.2%
2005年・・・28.1%
2015年・・・29.4%
そして、
【第一子出産年齢】
1975年・・・25.7%
1985年・・・26.7%
1995年・・・27.5%
2005年・・・29.1%
2015年・・・30.7%
つまり、ここ40年の推移を見てみると、かなり「晩婚化&晩産化」が進んでいることが分かります。
次に、環境省による2013年のエコチル調査の対象31997名から見た不妊治療の状況によると、
不妊治療を受けている方の年齢は・・・
25歳~30歳・・・3%
30歳~35歳・・・6%
35歳~40歳・・・9%
40歳~ ・・・15%
と不妊治療を受けている人は高齢になるほど多くなり、40歳以上では一番多い15%だということが分かりました。
それでは、加齢による影響は何なのか?を女性のほうからお話しますと、
【加齢の影響(女性)】
・卵巣予備能の低下(FSH値上昇、AMH値低下)
・卵子の質の低下、染色体異常の増加
・月経回数の増加による子宮内膜症発症:卵管癒着によるピックアップ機能低下
・子宮筋腫の合併頻度の増加:内腔変形による着床障害
・性行為の増加によるクラミジア感染症罹患リスク上昇:卵管機能障害
【加齢に伴う変化(男性)】
・性交回数の減少
・精液量、精子数の減少。精子運動率の低下
・造精機能の低下(FSH上昇)
・精子DNA断片化の増加
(男性の年齢が高齢化すると、出産した子供の先天性異常率が上昇する)
私が子どもの頃は、女性の結婚適齢期はクリスマスケーキと言われていて、24歳が理想の適齢期で、25歳を過ぎるとクリスマスケーキの売れ残りのように期限切れにならないようにたたき売りが始まるような比喩がされていた頃もあって、1975年の女性の結婚年齢が24歳だったようですが、今では5歳以上増えています。ということは、卵の数も少なくなって、卵の質も落ちてくるわけですから、1975年と比べると、赤ちゃんが授かりにくくなるというわけです。
≪この続きは、また後日・・・≫
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