ニンジンから宇宙へ

公開日：2020年01月15日カテゴリー：からだのお話, ブログ, 食の話

　皆さん　こんばんは！　不妊相談ひとすじ２５年　宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー　薬剤師の金丸です。

　今日は、昨日の「クロレラをもっと知ろう会」の枇杷原講師のお話の中で出てきた『太陽エネルギー』について分かりやすく書かれている本についてご紹介させていただきます。

　その本は、赤峰勝人さんが書かれた「ニンジンから宇宙へ」という本です。

この中に、太陽エネルギーについて分かりやすく書かれているのです。今日は、その内容をご紹介したいと思います。

ここからが、本の抜粋です。

「有機とは何か。

一言で言えば、太陽の光です。

宇宙空間には無数のエネルギーが分散されています。この世の中には、宇宙エネルギーをコントロールして、スプーンを曲げたり、体を浮かせたりする人がいます。これは意識集中が上手にできる人の念力による有機合成ですが、今からお話しするのは、植物が光合成により、集めてくれた有機（エネルギー）のお話しです。

主に、緑色植物の葉緑素という色素が光のエネルギーを一気に吸収し、無機物から生き物が利用できる形の有機物を合成することを光合成と言います。

草木は、大地に存在する原子と光合成によって原子転換を行い、カルシウムや窒素やリン等の物質をつくり出してくれます。それらと共に、草木の緑が太陽の光を捕まえてエネルギーパックにしてくれるのです。

草木の水分を少なくして、燃やせば暖かくなり、明るくなるでしょう。明るさ、暖かさ、熱さ、炎、石油や石炭、草木を燃やして出る火、動物たちが動くことができるエネルギー、これらはすべて太陽の光を固形燃料にしてくれているからなのです。

光合成によってできた食べ物も同じです。私たちの体内に入り、種々の酵素の働きにより、酸素を使って燃やしてくれるから、私たちの体は温かいのです。

元気よく働くことができるのも、考えたり、愛し合ったり、憎みあったり、殺しあったりしているのも、みんな元をたどれば太陽のエネルギーなのです。

植物も、動物も、人間も、微生物も、地球上に住む全生物の源が、一つの太陽の光なのです。人間が肉体と五感を持つために、人間だけが、または、自分だけが他人とは違うと勘違いをしてはいないでしょうか。

地球上に住む生き物は、植物の体内に貯蔵された光が、無くなるまで食べ続けます。食物連鎖を考えると、1キログラム食べれば、1キログラム必ず出さなければなりません。気やエネルギーや栄養分には重さがないのです。わずかでも体内に残すと病気になってしまいます。

食物連鎖の頂点である人間からスタートしてみます。糞の中に、太陽エネルギーがたくさん残っていますから、野山で糞をすれば、すぐに銀バエが来て卵を産みつけます。糞の温度ですぐにウジ虫となり、糞を食べつくし、ウジ虫が出した糞の中に、まだ太陽エネルギーが残っていますので、ウジ虫の糞は、カビ（微生物）が食べて、完全に太陽エネルギーが無くなった時に、土の中にあったカルシウムやミネラル、微量要素は無機となって土に返り、再び水と合体して植物の体内に入り、光合成によってエネルギーとなり、動物の食べ物となって循環していくのです。

「光」「土」「緑」は、水という、どのようにでも変化できる素晴らしい物質によって、永遠に休むことなく、黙々と働き続けています。

有機とは宇宙空間、太陽、大地のエネルギーが三位一体の固形になった素晴らしいものだったのです。化学合成されたもの（無機）では、元気が出ないどころか、病気になってしまいます。」

　私たちが、命があるのも、元気に過ごせるのも、愛し合ったり喧嘩できるのも、すべて太陽のエネルギーがあってからこそなのだというのは、まさに目からうろこでした。

　だから、太陽のエネルギーをいっぱい凝縮したクロレラを体に入れると元気になるんだと改めて分かりました。お金を払わなくても無料でいただける太陽のエネルギーのおかげで元気に過ごさせていただけることに改めて感謝したいと思います。ありがとうございます！

　麗明堂の子宝専用HPは