はたらく楽しさは‟ワクワク”から ③
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日の前野マドカさんのお話の中に出てくる『生きがいを持つこと』について、自分自身に照らし合わせて考えてみました。
私は、母から三度の流産の末に、やっと私が生まれてきたことを聞いていましたので、母のように赤ちゃんが欲しくても思う通りにいかなくて悩んでおられる方のお役に立ちたいと思い、父の跡を継いで薬屋をする時に【子宝相談】でお役に立ちたいという生きがいを強く持ちました。
そのことが、周りへの喜びを生み、自分も幸せを感じるようになりました。前野さんが仰るように「やらされる」のではなく、自分で「やりたいこと」として熱い想いを持って決めたから、26年も続けられたのだと思います。
毎回とても為になる前野マドカさん第3話。どうぞ、最後までお読みくださいませ。
前野マドカさん 慶応義塾大学大学院研究員 EVOL株式会社代表取締役CEO
サンフランシスコ大学、アンダーセンコンサルティングなどを経て慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究所研究員。自身がCEOを務めるEVOLでは、「幸福学」を広めるワークショップ、コンサルティング、研修活動及びフレームワーク研究・事業展開、執筆活動を行っている。著書に『月曜日が楽しくなる幸せスイッチ』(ヴォイス)などがある。
「つながり」と「生きがい」
記者—幸福度を上げたいと思っている方へのアドバイスをいただけますか。
前野さん—重要なのは、「つながり」と「生きがい」です。今は人生百年ですから、まずは「つながり」がとても大切だと思います。人とのかかわりは、悲しくて辛いこともあるけれど、感謝や喜びもたくさんいただきます。複雑だけれど、尊くて美しい人生の醍醐味だと思っています。
特に、多様な人とのかかわりは幸福度に影響すると考えています。人は価値観が似ている人と一緒にいる方が楽なので、自分と違う価値観の人をシャットアウトしてしまいがちです。でも、そうすると付き合いの範囲も狭くなってしまい、他者を受け入れられず、刺激や成長は得られません。仕事では価値観が違う人と一緒になることは多いのに、そのたびに拒絶してしまっては、成長はありません。多様性を受け入れると、その人らしさを受け入れられられるようになり、自分自身もとても楽になります。
記者—それが、子育てにおいても重要だとお考えなのですね。
前野さん—そのとおりです。子育ては周りの大人の価値観が子供にとても影響します。例えば、自分の子どもとそりが合わない子がいたら、親はその子と「かかわらなくていいよ」と言ってしまうことはないでしょうか。‟自分と同じを良い”とするのではなくて、親や先生など周りの大人が多様性を受け入れていると、きっと子供も自然と受け入れられるようになると思います。
すぐにできるようになることではありませんが、まずは意識することが大事だと思っています。「できるようになりたい」と願うだけでも違いますから。この「つながり」を重視したうえで、次に「生きがい」です。
記者—前野さんのおっしゃる「生きがい」とはどのようなことでしょうか。
前野さん—大きな夢や目標でなくてもいいので、「やりたいこと」を持っていただきたいと思います。やらされるのではなく、自ら‟ワクワク”して取り組むことが大切だと思います。まずは自分が 幸せになることで、次に人の為、「利他的(りたてき)」に行動できるようになります。
幸せな人は利他的であると言われています。富裕層の方が寄付をするのは、誰かのために役立つと自分が嬉しくなることを知っているからだと思います。でも、気をつけなければならないことは、決して無理をしないことです。自分の「得意なこと」を「できる範囲で」行うことが長続きの秘訣です。無理をすると結局続きませんから。
≪続きはまた次回に≫
心の生涯学習誌『れいろう9月号』より
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