はたらく楽しさは‟ワクワク”から ①
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今月号(2020年9月号)の心の生涯学習誌『れいろう』のテーマは、「はたらく」心に火をつける!でした。
暑い夏から、一気に肌寒い秋になると、何となく気分が沈みがちになりがちです。そこで、今回は幸福学の第一人者の前野隆司さんとご夫婦で研究をされている前野マドカさんの「幸せの4つの因子を高めるコツ」について、とても為になるお話をご紹介したいと思います。
前野マドカさん 慶応義塾大学大学院研究員 EVOL株式会社代表取締役CEO
サンフランシスコ大学、アンダーセンコンサルティングなどを経て慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究所研究員。自身がCEOを務めるEVOLでは、「幸福学」を広めるワークショップ、コンサルティング、研修活動及びフレームワーク研究・事業展開、執筆活動を行っている。著書に『月曜日が楽しくなる幸せスイッチ』(ヴォイス)などがある。
私たち夫婦の『はたらく』とは
記者—前野さんは、日本における「幸福学」の第一人者でご主人の前野隆司さんと一緒に研究をされていらっしゃいますね。「幸福学」とは「幸せの四つの因子」を高めることで幸せになれる研究とうかがっています。ご夫婦で仕事をする上での工夫や、仲の良さの秘訣などがあれば教えてください。
前野さん—夫婦仲の秘訣はよく聞かれますね。もちろん、夫と私は違う人間ですから意見の相違はあります。でも根底にあるのは、夫に対する信頼と尊敬です。絶対的な信頼があるので、もし彼の発言に対して疑問を持つことがあっても、彼自身のことを疑ったり、否定することはありません。
気を付けているのは、夫が発した言葉で納得いかない表現があったら、どういう思いで言ったのか、なるべく早い段階で聞くようにしています。そうすると、自分が想像していた事とは違ったり、考え過ぎていたりすることが分かります。そして、お互いの成長を大事にして、尊敬し合っています。
記者—お子さんが小学生のころは専業主婦でPTAの役員もされていたそうですね。はたらくということに関して、その時のエピソードはありますでしょうか。
前野さん—当時、専業主婦のお母さんの中に、「私ははたらいていないから、社会の役に立っていないのではないか」と言っていた方がおられました。私もそのころは専業主婦だったので、夫に話をしてみました。
すると夫は、「そんなことを思わなくていいよ。僕が外で働いて、良い仕事が出来るのは、マドカが家事と育児をして家庭を守ってくれているおかげ。だから、僕のお給料の半分はマドカが稼いだものだと思っている」と言ったのです。
記者—「はたらく」とは、外に出て仕事をすることだけではないということですね。
前野さん—そう思います。専業主婦ってすごいと思いませんか。誰も褒めてくれないのに、毎日家族の為に同じようなことを丁寧に行う。その上、PTAとして子供たちのためにボランティアまでやっている。誰も無駄な方はいないし、全員が社会の役に立っていると感じました。
≪続きはまた次回に≫
心の生涯学習誌『れいろう9月号』より
マドカさんのご主人様の前野隆司さんは専業主婦をしている奥様に、「そんなことを思わなくていいよ。僕が外で働いて、良い仕事が出来るのは、マドカが家事と育児をして家庭を守ってくれているおかげ。だから、僕のお給料の半分はマドカが稼いだものだと思っている」と心からそう思って言われていたことにすごいなぁ~と感服しました。
2児の娘が子育てをしながら、正社員で頑張って働いている様子を見ていると、今の私は「よく頑張っているなぁ~、本当にすごいなぁ~、えらいなぁ~」と心から言えるのですが、20年前の私は、自分だけが頑張っていると勘違いして、素直にそう思えずに、やさしい言葉や労い(ねぎらい)の言葉をかけてあげることはしませんでした。自分がこれだけ働いているのだから、奥さんは家事をして当たり前だと… なんと冷たい人間だったのかと今さらながら反省しています。
昭和→平成→令和と時代も変わり、人にやさしい時代や社会になっていますので、時代遅れにならないように心の中を入れ替えて【やさしい心の持ち主】になろうと思います。
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