うばい合えば・・・、わけ合えば・・・の違いとは?
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、相田みつをさんの詩を見ながら感じたことをお話したいと思います。
まずは、この詩をご覧ください。一度は、皆さんもご覧になられたことがあるかもしれないくらい有名な詩です。
今回のコロナで、マスクや消毒液、そしてトイレットペーパーやティッシュまでも買い占める方が多く、まさに足りない状態になりました。
いつもは、周りの人におすそ分けしたり「分け合う」ことができる人が、「うばい合う」心境になっていくのは何故だろう?
自分と重ねて感じてみました。
すると、きっとこうではないかという2つの答えが出てきました。
①不安が大きくなり、心の余裕がなくなっている
②周りのことを思ったり、感じる心の余裕がなくなってきている
つまり、心の余裕がない時に「分け合う」心が失われ、「うばい合う」心になっていくのではないかと・・・
相田みつをさんのこの書には、元々原型ともいうべき詩があります。
わけ合えば
うばい合えば足らぬ
わけ合えばあまる
うばい合えばあらそい
わけ合えばやすらぎ
うばい合えばにくしみ
わけ合えばよろこび
うばい合えば不満
わけ合えば感謝
うばい合えば戦争
わけ合えば平和
うばい合えば地獄
わけ合えば極楽
平和で極楽といえる毎日を過ごすには、今の自分の置かれている環境や状況に感謝して、「わけ合う」心の余裕を持つことかなぁとそう感じました。
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