いのちを生み出すことは素晴らしい②
皆さん おはようございます! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
私は、10年ほど前に熊本市の慈恵病院の院長と助産師さんの講演をお聴きしました。「いのちが一番!」とか「いのちを守る」と言葉でいうのは簡単ですが、本当にそれを実行していくことは、自分の人生をかけて腹をくくって覚悟を決めることだと教わりました。
何事も事を為すには、絶対に揺るがないという覚悟が大切です。
今日は、そんな覚悟を決めて「ちいさないのちのドア」を始められた永原郁子さんのお話の2回目です。
どうぞお読みくださいませ。
永原 郁子さん マナ助産院院長
平成5年、神戸市にて助産院を開業。平成12年、性教育グループ「いのちの語り隊」を立ち上げ、幼稚園、小・中・高校、保護者や教育関係者向けの講演を行い、性といのちの大切さを子供たちに訴える。その活動は注目を集め、テレビ番組「情熱大陸」でも取り上げられた。また、育てられないと悩む女性が24時間訪れることが出来る「小さないのちのドア」を平成30年9月よりスタート。『ティーンズのための命のことが分かる本』(フォレスト・ブック)他の著書がある。
「小さないのちのドア」
このような胎児と新生児の命を守る場所は、日本ではただ一つ、11年前に熊本・慈恵病院で作られた「こうのとりのゆりかご」だけです。ここで130人の小さな命が救われました。その上、年間約7千件の電話相談も一手に引き受けてこられました。
北海道や関東、近畿などからも赤ちゃんが預けられています。こんなに素晴らしい働きにも関わらず、昨年の「こうのとりのゆりかご」検証委員会の報告では孤立出産や出産後すぐの母子の長距離移動などを指して、安全性に対して厳しい評価がなされました。「命を守る」緊急避難という前提が認められていないことが大変残念です。妊娠SOS相談は各都道府県にありますが、24時間の電話相談は慈恵病院と熊本市のみです。
そんな中、これらの命を守るために関西にも「こうのとりのゆりかご」を設置するという動きをNPO法人が2年前に始められ、その一つとしてマナ助産院内にゆりかごをつくることを計画されました。その後、マナ助産院単独の事業となり、2018年9月、「こうのとりのゆりかご」ではありませんが、面談型、すなわち「ちいさないのちのドア」としてスタートすることになりました。
ここにいたるまで、何度も大きな壁の前で立ち尽くしましたが、赤ちゃんと女性の二つの命に関わるという、助産院本来の形にたどり着くことができたのではないかと思っております。また、赤ちゃんポスト発祥の地・ドイツに見学に行ったときに、ポストに赤ちゃんを預けに来た母親が、ポストの横に設置されたドアから赤ちゃんを抱いてはいってこられ、ここに来た理由を何時間も話されるとお聞きしました。そのまま隣接の母子支援センターで、心の傷が癒えるまで暮らしている女性もいるそうです。この話を聞いたとき、「ドアでいいんだな」とストンと腑に落ちて、帰国後ドア設置を加速させたわけです。
≪続きはまた次回に…≫
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