「褒め癖と笑顔と感謝で優しい環境作りを」 あなたは輝くために生まれてきた④ 木村悠方子さん
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、「ことのは語り」として、講演で全国を回り、朗読会にも力を注がれている木村悠方子(きむらまさこ)さんのお話の第4話(最終話)を紹介させていただきます。
【プロフィール】いのちをいただくことを意識して食べること、母親が心に届く言葉を子どもに語り掛けること、そして自尊心を育むことが、いかに大切かを伝えている。NPO法人「エフ・フィールド」理事として、『いのちの授業』の活動にも協力。一般社団法人「三月のひまわり」顧問として、東日本大震災の被災地支援にも尽力。NHKラジオ『鎌田實いのちの対話』出演、フジテレビ系列『テレビ寺子屋』出演。著書に『古くて新しい奇跡の言葉 いただきます』(青春出版社)、『育みはぐくまれ』(グラフ社)『母、命の言の葉』(高木書房)、朗読CD『かあさん』『結言』がある。
第4回は「褒め癖と笑顔と感謝で優しい環境作りを」です。
【けなし癖】は教わらなくてもついてきます。【褒め癖】をつけましょう。眠る前に自分を褒め、その後に自分のお名前を言って「〇〇さん、だあ~いすき!」と言って下さい。お名前には、もちろん幸せになってほしい、そしてこの子にはと、特別な想いや願いが込められています。名前に添おうとする私を思い出して、「だあいすき!」と気持ちを込めて言ってみて下さい。細胞は、自分の声を一番素直に喜んで聞きます。これが【自己命令】です。人の言葉は右から左に抜けていきます。自分育ちをさせる大切な声、言葉です。綺麗な優しい言葉遣いを心掛けて下さい。
自分自身が心穏やかに慈しみ愛することができたなら、その思いはそのまま周りの方、出会った方にも思いが繋がっていきます。まず、出発点は自分です。自分をたくさん愛してください。命を繋げて下さったお父様、お母様、ご先祖様がどんなに喜ばれることでしょう。生きているものがなすべきことは、自分を大切に思うことです。まだ見ぬお腹の中にいる胎児についても同じです。「どうせ自分なんか」「どうせ私なんか」と思ったなら、まだ見ぬ子にもそのように伝わってしまいます。だからこそご自分を慈しんでください。
【古池やかわずとびこむ池の音】という芭蕉の俳句があります。カエルが古池に飛び込むと、「ポチャン」という音がします。一つのみかたですが、宇宙全体から見ると、私たちの命の時間はポチャンという音ぐらいの短さと思えませんか。人からの妬み(ねたみ)、嫉み(そねみ)、悪口などで悩んでいる暇はありません。私の時間は永遠ではないのです。この「ポチャン」という言葉で、私は目の前が明るくなりました。かけがえのない大切な私と思えたら、不思議と元気になって喜びが湧いてきました。年齢は関係ありません。お一人お一人の笑顔は、素敵な優しい環境を作ります。
授かる命には必ず意味があり、使命があります。皆さんの生命尊重活動が全国に広がり、赤ちゃんの命が救われています。世界平和は誰かが作ってくれるものではありません。一人一人の心が穏やかであれば、他人を思いやることができ、慈しみが【ハチドリの一滴】のごとく小さな波紋となり、そして大きなうねりとなって、温かい世の中を子ども達につなげたいものです。
(生命尊重ニュース 8月号)
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