「忠臣蔵の四十七士はそばを食べた!」必見!!食べ物さん、ありがとう④
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
アメリカでの心理学の研修も折り返しを過ぎて後半に入ってきました。非公開の内容ですのでお伝えすることができませんが、一度っきりの人生を、自分の思うように楽しくつくることができる学びですので、興味のある多くの方にお伝えしたいと思っています。
この地アメリカで直接研修を受けなくては体感できませんが、まず少しでも・・・ という方には、4冊の本をまずしっかり読むことをお勧めしいます。書店では扱っていない本ですので、私のほうまでお尋ねくださいませ。(4冊で約12,000円です。)思考を理解して、自分の心を変えて、現実と未来を変える・・・私も、学生時代や20代のころに触れていたら、より素晴らしい人生をつくれたのかなぁ~ とそう思っています。
さて、今日もシリーズでお伝えしている、川島四郎先生とサトウサンペイさんの健康づくりの本『食べ物さん、ありがとう』から、紹介させていただきます。
【食べ物さん、ありがとう】
先生= 川島四郎(かわしましろう)
明治28年京都生まれ。陸軍経理学校卒業後、東京大学農学部に入学。食糧学、栄養学を学ぶ。日本人のための栄養学研究の泰斗。栄養と食糧関係の著書は32冊におよぶ。楼美林大学名誉教授、食糧産業研究所長。昭和61年12月没。
生徒=サトウサンペイ
昭和4年大阪生まれ。京都工業専門学校(京都工芸繊維大学)卒業。デパートの宣伝部に勤務。サラリーマン生活から漫画家に転身。著書『フジ三太郎名場面』全16冊、『夕日くん』全15冊、『スマートな日本人』『ドタンバのマナー』など。
四十七士は30分前にそばを食べた
サンペイ)食べ物によって、エネルギーになるまでに早い遅いがありますか?
先生)一番早いのは糖質で、一番遅いのは脂質です。
サンペイ)そういえば、疲れているときに甘いものや、お酒を飲むと、すぐ元気が出ます。
先生)山の麓や、峠の茶屋で、甘酒や、汁粉などを売っているでしょう。あれは、疲れを癒し、次の行程のエネルギー源になるように・・・ という、誠に合理的なメニューなのです。忠臣蔵で、四十七士が討ち入りをするとき、本所のそば屋に集合してそばを食べてから吉良邸へ向かったといいます。そばが糖質だから、エネルギーになるのが早い。だから、四十七士は30分後の討ち入りで十分に働くことができたのです。あれが天ぷら屋や、すき焼き屋に集まって、天ぷらや肉を食べて討ち入ったとしてごらんなさい。天ぷらは脂質が多いから、泉岳寺に引き揚げたころ、やっと力になって、討ち入りには間に合わなかったでしょう。
サンペイ)大石内蔵助って、そんなに栄養学を知ってたのかなあ(笑)ところで、食べ方の工夫で消化吸収を早くできますか?
先生)ええ。よく噛んで食べることは言うまでもありませんが、消化酵素を含んでいるものを食べることも大切です。例えば、大根おろしには≪ジアスターゼ≫という、糖質を分解する酵素が含まれていますから、ご飯や、もちと一緒に食べるといいですね。
サンペイ)あ、ジアスターゼは糖質専用の消化酵素ですか。なんにでもきくと思っていました。ほかにどんな酵素が?
先生)トロロイモも、糖質を消化する酵素が多いし、納豆は糖質もたんぱく質も消化します。
金丸)なるほど~ だから、トロロイモや納豆は、糖質であるご飯に掛けて食べるんですね。そして、一番の胃薬と言われる唾液をしっかり出して食べることは、やっぱり基本なんですね!私が一番実感しているのは、大根おろしをご飯に掛けて食べた時です。食べ物の中で一番胃がスッキリした感じを持っています。
よかったら、皆さんも是非試してみてくださいね!
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