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必見!漢方の考え方①

公開日:2020年07月24日 カテゴリー:ブログ, 健康のお話, 昔からの言い伝え, 漢方のお話, 薬草のお話

 皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。

 今日は、お昼から2ヵ所空いている時間があったのですが、ちょうどその時間にそれぞれ新規のご相談が入り、充実した一日でした。

 そのおひとりで、鼻の病気で長年悩まれていた方に、『漢方の考え方』についてお話させていただきました。

「漢方には、大きく3つの分類があるんです。

 一つ目は、『下薬』。これは、漢方の中でも即効性があり、風邪や急性の炎症など急性時に使います。但し効き目が強い反面、副作用もありますので、良くなったら飲むのをやめます。漢方だから効き目がないとか、長く飲まないと効かないという先入観をお持ちの方もおられるかと思いますが、『下薬』の生薬に入っている麻黄や大黄などは、即効性があります。皆さんご存知の漢方でいうと、葛根湯がここに入ります。

 二つ目は、『上薬』。これは、長期間飲むことによって健康を保つ目的で使います。せっかく素晴らしいものと出会ったならば、手放さず久しく飲むほうが良いというのです。長期間飲んで、より健康度を上げるわけですから、副作用のないものを選びます。不老長寿に中国の国王が取り寄せて飲んだとされる薬用人参などがこれに当たります。

 そして三つ目は、『中薬』。これは上記の二つの中間で、体質が改善されるまできちんと飲んで自分の弱いところを改善することを目的とします。「○○を治したい!」とか、「○○を楽にしたい!」など、目的をもって飲む漢方は、主に中薬を用います。

 今回は、鼻の症状を一時抑えではなく、根本的に治したい・・・ということですので、鼻の症状がなぜ起こるのか?という原因を中薬で治し、鼻の病気が起こりやすい方は胃腸が弱かったり、負担が掛かっている方が多いので、上薬でこれから胃腸を強くしていきましょうね。」

とこのようなお話をさせていただきました。

 今は、何でもパッと結果が出る時代かもしれませんが、私たちの体はそう簡単にはいきません。

 私は、体質改善を説明するときに、体質改善と性格改善は同じだと思ってください・・・とよく話します。昨日まで気の短かった人が、今日から突然気が長くなるなんてありませんよね。でも、いつも気をつけているうちにその人の性格が変わってきて、周りの人が「あの人は変わったね~」と言ってくれるようになります。体の中でそのような変化が起きた時に、体質が改善したと言うのです。

≪この続きは、また明日・・・≫


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