母を憶う 「ぬくもりの原点」
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、以前に研修会でご一緒だった養蜂場の社長の長坂さんの記事が月刊誌「れいろう」載っていて、その内容がとても心温まる内容でしたので、ご紹介させていただきます。
はちみつ専門店・株式会社 長坂養蜂場 長坂善人さん
昭和52年静岡県浜松市生まれ。平成25年、株式会社長坂養蜂場の3代目として代表取締役社長に就任。「ぬくもりの理念型経営」「道徳経済一体経営」「大家族主義経営」を志す。
ぬくもりの原点
私は今、長坂養蜂場の3代目として、経営理念「ぬくもりある会社をつくりましょう」を掲げ、道徳経済一体経営の実践を目指しています。
よく、「なぜ経営理念に“ぬくもり”という言葉を使ったのですか?」と尋ねられます。そこには幼かったころの、母との忘れられない思い出があります。
小学一年生の夏の夜、その日はとくにわがままを言い、ついに両親も堪忍袋の緒が切れました。暴れていた私を抱え込んで車に乗せて山中の養蜂場まで連れていき、私を木にロープで縛りつけ、そのまま置いて車は帰っていきました。
真っ暗な山の中で一人、私は「バカヤロー」と強がっていました。でも次第に心細くなり、しくしくと泣き出してしまいました。
しばらく泣き続け、泣き疲れてきたころ、木の陰から母が出てきました。「もうわがままを言わない?」父は先に帰っていたのですが、母はずっと木の陰に隠れ、様子を見ていたのです。そしてそこから自宅まで一時間以上の道のりを、母と一緒に歩いて帰りました。
私は靴を履く間もなく車に乗せられたので、裸足でした。それを見た母が
「足、痛いね。お母さんも一緒に裸足で歩くね」
といって靴を脱ぎ、一緒に裸足で歩きだしました。私は、
「お母さんは足が痛いから履いて」
と言いましたが、母はずっと裸足で歩いてくれました。そして、自宅近くにある神社の前で、
「もうわがままは言わないね」
と、母と一緒に手を合わせ、家に帰りました。これが私のぬくもりの原点になっています。
真にいい子に育ってほしいと思えば、ときには厳しいしつけ、厳愛の心も必要です。さらに、そこにこの時の母のように、痛みに寄り添う慈愛の心があれば、厳しさに隠れた“ぬくもり”が届くのだということを教えてもらいました。
最近の母の口癖は「モラロジーの学びがあるからありがたいね」です。母から道徳経済一体経営を通して実践していくこと、そして次の世代にも伝えていくことが私の使命だと思っています。
麗明堂の子宝専用HPは
https://www.reimeido.com/ をクリックしてください。
~ブログランキングに参加しています!~
今日の記事を気に入って頂けたら、こちら ← か、下のバナーをタッチ していただけると有難いです!皆さんのご愛読、ご支援に感謝いたします。
携帯やパソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、最新の番組は『すべての「いのち」が輝きますように!!』についてお話しています。ぜひ、お聴き下さいね!
http://www.omoraji.com/reimei.shtml
蒲公英T-1エキスについての詳しい情報は
コメントを残す