子育ての種まきをしてみませんか②
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
植物が育つための条件というお話を、私はお客さんによくしています。
「①高い山で、日当たりが悪く、気温が低く寒くて、岩肌が多く硬くて、乾燥しているところと、②低い土地で、日当たりが良く、気温も温かくて、土がふかふかと軟らかくて、潤っているところでは、どちらの方が植物は育つでしょうか?」
という問いに、お客さんは皆迷わず②とお答えになります。
それはそうですよね~ なかには①の環境でも育つ根性のある植物もあるでしょうが、大抵は②ほうが育ちがいいと思います。
さて、今日は長谷さんのお話の中で、よく似たお話が出てきます。どうぞ、楽しみにお読みくださいませ。
長谷静香さん 勇気のしずく代表・心理カウンセラー
昭和47年、福岡県生まれ。茨城県在住。3児の母。大学病院に10年間勤務。退職後、ベビーサイン講師として活動中。子育てに悩みアドラー心理学に出会う。潜在意識なども学び、、勇気づけ親子心理学講師として、個人向け講座、医療・行政・教育機関・企業向けの研修・講演を全国で開催。著書に『看護師のためのアドラー流子育て・自分育て』などがある。
勇気のしずくホームページ http:haseshizuka.com/
著者ブログ http:ameblo.jp/tsukuba-yuukiduke/
子どもは天からの預かりもの
ガーデニングは、環境を整えることも大事です。種をまき、日当たりを考え、水やりをする。しかし、良かれと思って水を与えすぎると根腐れしてしまうので、適度なかかわりが重要です。
春に咲くチューリップを考えてみましょう。十一月ごろに球根を植え、寒い冬の間は土の中。その間、深く根を張り、暖かい春が来たら芽を出し、さまざまな色や形の花を咲かせてくれます。ここで言えることは、花を咲かせるには暖かな日差しや水(愛)はもちろん必要ですが、過剰な愛は好ましくないし、冬の厳しい寒さも必要ということ。子育ても同じです。子育てには母の愛は大切ですが、良質な父性(厳しさ)も同じくらいに大切です。どちらかというと、日本は母性が強い社会だと臨床心理学者の河合隼雄氏もおっしゃています。
母性とは「包み込むもの、融合するもの」、父性とは「切り分ける、境界線を引く、区別するもの」。二つの程よいバランスで子育てができると素敵ですね。
私の祖母は、嫁である母に「子どもはね、自分の子どもじゃないのよ。預かっているの。天からの預かりものなのよ」と言っていたそうです。
自分の子どもだと思うと、つい指示や命令をしたり、過剰の保護したりする縦の関係になりがちです。子供は天から預かっている大切な人と思い、将来の大親友を育てるようなつもりで関わることができたらいいですね。
≪終わり≫
- 心の生涯学習誌『れいろう5月号』より
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