子育ての種まきをしてみませんか①
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
以前に先輩から、「子どもは自分の思い通りにはならない」という話を聞いたことがあります。
自分が、こうすればいいのに・・・ と思っても、なかなか親の思う通りにはならないということです。別な観点から見てみると、自我が目覚め、自分の考えをしっかり持っているということなので、素晴らしいことでもあるのですが、親の価値観を受け入れてもらえないわけですからあまり気持ちがよくはありません。
月刊誌『れいろう』の5月号に、長谷静香さんの「子育ての種まき」という記事がありました。コロナ生活が始まってから、お庭の芝や植物に目が行くようになったので、植物を可愛がる気持ちと子育てについて、とても分かりやすい内容でしたので、ご紹介させていただきます。
長谷静香さん 勇気のしずく代表・心理カウンセラー
昭和47年、福岡県生まれ。茨城県在住。3児の母。大学病院に10年間勤務。退職後、ベビーサイン講師として活動中。子育てに悩みアドラー心理学に出会う。潜在意識なども学び、、勇気づけ親子心理学講師として、個人向け講座、医療・行政・教育機関・企業向けの研修・講演を全国で開催。著書に『看護師のためのアドラー流子育て・自分育て』などがある。
勇気のしずくホームページ http:haseshizuka.com/
著者ブログ http:ameblo.jp/tsukuba-yuukiduke/
いつか芽が出ますように
子育ては‟自分育て”とも言いますが、私自身も三人の子育てをしながら、日々、学ぶことばかり。私の方が子どもたちから刺激を受け、成長させてもらっています。
私は、子育てで大事なものはガーデニングマインドだと思っています。花の種をまいたり、球根を植えたり。いつ芽が出るかな?どんな花が咲くかな?どんな実が付くのだろう?と楽しみになります。
子育ても同様です。子育てをしながらいろいろな種をまく。その種は日々の言葉がけだったり、興味のありそうな絵本を読んであげることだったり、良質なおもちゃを与えたり、音楽を聴かせたり、スポーツを習わせたり…
でも、その子に何が響くか分かりません。すぐには結果がでなくても、いつか何かにつながるかもしれないし、興味を持ってくれるかもわかりません。「どんなことがこの子に向いているのかな?」と、親子でワクワクしながら環境を整え、関わりながら体験させてみると、いつ芽が出てくるかもしれません。
私は長女が生後十一ヵ月の頃に「子どもには小さなころから英語を聞かせるといい」という情報を得て、ある英語の教材を使い始めました。一時期は親子で頑張って取り組んでいたのですが、下の二人が生まれ、長女が小学生になって他のお稽古ごとが始まると、英語を続けることが厳しくなり、途中で退会してしまいました。
しかし、娘は中学生になると「赤ちゃんの頃から英語をやっていたでしょ。だから、英語が好きなの」と言ってくれたのです。スラスラと話したり、英語の成績が特別いいわけではありませんが、「英語が好き」という思いにつながったと思うと、それだけで種まきをしていて良かったなと思っています。
つい、私たちは目に見える結果を求めがちですが、勇気づけは経過重視。視点を先に、長い目で見ていけたらいいですね。
- 心の生涯学習誌『れいろう5月号』より
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