☆卵子の老化と子どもの優秀さは無関係
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、河合蘭さんの著書「卵子老化の真実」から、面白い内容を紹介させていただきます。
その面白い内容のとは、【卵子の老化と子どもの優秀さは無関係】です。私も子宝相談を25年以上続けてきて、多くのお子さんたちを見てきて、本当にそうだと思っています。それでは、「卵子老化の真実」から、その一部を紹介させていただきます。
老化しない体はありませんから、すべての卵子は確実に老化します。しかし、ここでひとつ注意しておきたいことがあります。のちほど、最新の研究結果をお伝えしますが、卵子が老化し、質が低下するといっても、母親の年齢と生まれてくる子どもの能力とは何の関係もありません。もしも母親が若いほど生まれてくる子が優れているならば、きょうだいは常に上の子ほど優秀でなければおかしいということになります。
高齢出産で生まれた偉大な人物としては、明治の文豪・夏目漱石がいます。漱石は、母・千枝さんが42歳の時に出産した末子でした。千枝さんはすでに子どもは大勢いたのでその年齢で妊娠したことを苦にしていたようですが、もし、当時も避妊があって千枝さんが高齢出産をきっちり防止してしまっていたら、日本文学には大変な損失となるところでした。
2008年に掲載された『朝日新聞』の連載記事「天才の育て方」には、史上最強の棋士・羽生善治名人(当時・年齢は37歳)の母・ハツさんが75歳で登場しています。羽生三冠も、ハツさんが37~38歳の時に生まれた高齢出産ベビーでした。
その卵子が、将来人間になるものとして、どのような潜在能力を秘めているかということと、卵子の老化の問題は混同してはいけないということをここで申し添えておきます。
この内容を読んだときに、私も「まさにその通り」と頷きました。
年齢とともに生理によって残っている卵子の数が少なくなったり、卵子が老化してくることは事実ですが、子どもの優秀さとは無関係というか、逆にお母さんが子どもへの関わり方が落ち着いてしっかりできることにより、高齢で落ち着いているベテランお母さんから生まれたお子さんのほうが、優秀になっているように感じます。
もし高齢だから心配だと思っていても大丈夫!大丈夫!
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