優しい世界をつくるために私たちができること
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、昨日に続いて、月刊誌「れいろう」3月号に掲載された心理カウンセラーの長谷静香さんの内容が、私も読ませていただいてとても勉強になりましたので、ご紹介させていただきます。
長谷静香さん 勇気のしずく代表・心理カウンセラー
昭和47年、福岡県生まれ。茨城県在住。3児の母。大学病院に10年間勤務。退職後、ベビーサイン講師として活動中。子育てに悩みアドラー心理学に出会う。潜在意識なども学び、、勇気づけ親子心理学講師として、個人向け講座、医療・行政・教育機関・企業向けの研修・講演を全国で開催。著書に『看護師のためのアドラー流子育て・自分育て』などがある。
勇気のしずくホームページ http:haseshizuka.com/
著者ブログ http:ameblo.jp/tsukuba-yuukiduke/
幸せのひとしずく
人は一人で生きていけるでしょうか?どんなに心身が強く、たくさんの財産を持っていたとしても、たった一人では生きていけません。自分は誰にも頼らずに生きていける!大丈夫!と言う人も、住んでいる家は誰かがつくってくれたもの。
私たちの命は両親やご先祖様たち先住人がいてくれたからこそ存在しています。人は、家族や地域、職場などの共同体の中でのみいきていけるというのが、アドラー心理学の考え方です。私たちは様々な共同体に属し、周りの人々と共感し、信頼しあい、その中で自分なりの役割を果たしていくことで共同体感覚(所属寛・信頼感・貢献感)を育みます。
また「自己受容・他者信頼・貢献感」の三つが揃うと幸せにつながっていきます。自己受容とは今の自分をあるがままに受け容れること。他者信頼とは人々は仲間だと信頼すること。ただ、どんなに自分のことを受け容れられても、周りは敵ばかり、世界は危険だと思っていたらどうでしょう。人々は仲間だ、世界は優しいと思っていると幸せな世界が作られていきます。そんな世界で自分は役に立つ人間だと感じられるのが貢献感です。優しい世界をつくるために1人ひとりができる小さな貢献。私のお勧めは「一日一しずく」です。
まずは自分の心の器を満たすのが最優先なので、自分に一しずく。「ありがとう」「頑張っているね」「そのままでいいんだよ」と言葉をかけるのもいいですね。
次は周りの人々に。私は外出先の駅やトイレなどを掃除してくださる方に「ありがとうございます」と言うようにしています。通りすがりの人がと突然声をかけるので、びっくりされる方もいらっしゃいますが、たいていはうれしそうに「どういたしまして」「いってらっしゃい」と返してくれます。続けていると、娘たちもトイレ清掃の方々に感謝の言葉を伝えるようになっていました。このように言葉をかけるのもいいですし、行動で表すのもいいでしょう。
「道端でゴミを拾う」と言うのも行動の一しずくですね。
水面に水滴が一つ落ちると、必ず波紋は広がります。あなたのたった一つの行いは、必ず周りに、世界に拡がっていきます。私は、これを「drop effect(ドロップエフェクト)しずく効果」と呼んでいます。
水を張った器の中に一滴落ちると波紋はまた中央に戻ってきます。あなたがおとしたしずくからひろがった波紋の先には誰かがいて、その誰かに行きつくとまたあなたに戻ってくる。勇気のしずくの循環です。勇気づけをし合う、幸せな世界を共につくっていけたらいいですね。
≪おわり≫
れいろう3月号より
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