人に注意をするときに込める「思いやり」
皆さん おはようございます! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今朝は、お天気が今一つで、いつもより肌寒い朝でしたね。
今日は、『ニューモラル 604号』の「うれしい言葉 耳の痛い言葉」から、人に注意をするときに込める「思いやり」・・・ についてご紹介させていただきます。
誰もが「冷たい言葉」よりは、思いやりに満ちた「温かい言葉」を求めています。どちらの言葉も、口にする私たち自身の心から生まれるものです。思いやりのひと言を生むのは、やはり思いやりに満ちた心でしょう。
思いやりは「甘やかし」とは異なります。例えば、幼い我が子がよりよく育っていくことを願えばこそ、褒めるばかりではなく、悪いことをしたときには厳しく叱ることもあるでしょう。その根底にあるのは「子供を思いやる心」であるといえます。他人に対して「忠告」や「注意」の言葉をかける場合にも同じことがいえるでしょう。第三者にもらすことなく、本人だけにそっと伝えるというのは、思いやりの心の表れではないでしょうか。またその際も、非難・攻撃のようにして強い言葉で訴えるのではなく、相手の心を傷つけないよう、相手の立場を思いやった言葉がけを考えていく必要があります。
「思いやり」の手がかりは、相手と自分の立場を交換して考えてみることです。「もし自分が失敗をして落ち込んでいるときに、こんなふうに言われたとしたら・・・」などと想像してみると、現在の相手の立場やその心情も、冷静に見つめることができるのではないでしょうか。
何より、他人の失敗や欠点を正そうとするときの私たちの心には、往々にして穏やかではないものが潜んでいる点にも注意が必要です。正義感で相手を打とうとするのではなく、相手の幸せを祈る思いやりの心をもって謙虚に伝えてこそ、相手の心も開かれていくのでしょう。
このニューモラルを読んでいて、人に注意をするときには特に思いやりが大切なことは頭では分かっているのですが、非難や攻撃の心が自分の心の底にあるときは、きっと表情や態度で責める気持ちが相手に伝わっているだろうなぁ~と思います。
思いやりの手がかりとして、相手と自分の立場を交換して考えてみるとありましたように、「もし、自分がそうだったら・・・」と想像して相手を感じてみると、冷静に見つめられたり、思いやりの心が出てくるというのはとても分かりやすく、これからすぐに実践していきたいと思いました。
今まで、私が相手に注意をするときには、心の奥に「自分の考えは正しい!」という気持ちを強く持っていましたので、そうではなく【相手の幸せを祈る】思いやりの気持ちをもって伝えていきたいと思います。
『ニューモラル』は数ページの薄い冊子ですが、本当に深い学びを毎回いただいています。改めて、感謝申し上げます。
~ブログランキングに参加しています!~
今日の記事を気に入って頂けたら、バナーをタッチ していただけると有難いです!皆さんのご愛読、ご支援に感謝いたします。
コメントを残す