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『健康的な食事』をながめると… ②

公開日:2020年09月03日 カテゴリー:ブログ, 昔からの言い伝え, 食の話

 皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。

 健康的な食事のお話を歴史から紐解いておられる内科医の奥田昌子さんの記事の後半です。

なるほど~ 歴史から見るとそうだったのか~ という内容ばかりです。

 日本人が長生きだったり、メタボの人が欧米人と比べて少ないのは、日本人の祖先が健康に興味を持ち、健康に気を付けていたからだと読んでいて納得しました。

 自分が健康であることは、先人たちの恩恵が大いにあることに心から感謝したいと思います。それでは、奥田さんのお話を最後までご覧くださいね。

 

奥田昌子さん 京都大学大学院医学研究科修了。内科医。医学博士。愛知県出身。博士課程にて基礎研究に従事。生命とは何か、健康とは何か考える中で予防医学の理念にひかれ、卒後、検診並びに人間ドック実施機関で20万人以上の診察にあたる。著書に『胃腸を最速で強くする』(幻冬舎新書)、『欧米人とはこんなに違った、日本人の「体質」』(講談社ブルーバックス)などがある。

 

「健康的な食事」の歴史をながめると

 時代がくだって鎌倉時代になると、仏教の教えにもとづき、肉食は好ましくないと考える人が増えました。そのため、それでも肉を食べたい人は、薬として食べるという名目で狩りをするようになりました。「健康のため」と言えば見逃してもらえたのは、「健康は何より大切だ」という共通の認識が社会にできていたからでしょう。 

 鎌倉時代初期の僧、栄西はお茶の普及に尽くした人物です。栄西は、「臓器をしっかり働かせるには様々な味の食品をバランスよく摂取することが大切だ。日本人は苦いものが足りないからお茶を飲むとよい」と主張しました。

 科学的な根拠はさておき、この時代になると、体によさそうなものを食べるという古代からの思想に理論がそなわって、食を通じた養生、食養生に発展しているのが分かります。

 工夫好きの国民性も幸いしました。鎌倉時代以降、大豆の栽培が急速に拡大しました。肉の代わりに大豆から蛋白質を摂取するためです。「畑の肉」と言われる通り、大豆は蛋白質が豊富です。日本で独自に味噌、醤油、糸引き納豆の開発が進み、豆腐、ゆばなどとともに浸透していきました。

 肉を使わない精進料理はそのままだとコクが不足しがちですが、逆にそのことが、食材の下ごしらえや、だしと味付けの工夫をはじめ、調理技術の飛躍的な向上を促したとされています。魚から動物性蛋白質を、大豆と穀物から植物性蛋白質を摂取する食習慣は内臓脂肪がつきにくく、後の日本人の健康に大きな恩恵をもたらしました。

≪終わり≫

マクロビオティックマガジン【むすび8月号】より


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