ご存知でしたか? 薬との縁が深い5月5日
皆さん こんばんは! 子宝相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
皆さん、ゴールデンウィークを楽しくお過ごしでしょうか・・・
ところで、今日の5月5日は何の日かを、皆さんご存知ですか?
一般的には、「こどもの日」として親しまれていますが、実は私達“薬剤師”の仕事で扱っている「薬の日」でもあるのです。
どうして、薬の日になったかというと・・・
それは千年以上も昔の故事に由来しています。
611年5月5日、推古天皇は百官を率いて、奈良県の兎田野(うだの)で、鹿茸(ろくじょう・鹿の若い角)と薬草を採取する薬狩りを行なったそうです。その後、薬狩りは恒例行事となり、この日を「薬日(くすりび)」としたと日本書紀に記されています。
採取した薬草には、菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)など、薬草独特の香りの強い植物が多く含まれていたようで、こうした香りのお風呂に入浴すると、疫病や邪気を払いこどもの成長と健康をもたらす、と考える風習が今日でも残っています。
菖蒲湯に用いる菖蒲は、飲用としては鎮痛、鎮静、健胃の薬草として、また浴用としては冷え性や腹痛の効果もあるのです。
皆さん、『薬』という漢字をよく見てみると、「草かんむりの下に楽になる」と書くでしょう!
つまり、昔から私達人間は、その人の症状に合わせた薬草を用いることによって、体を楽にして、健やかに過ごしてきたのでしょうね!
また、今日は二十四節気のひとつ、立夏(りっか)の日で、春分と夏至の中間にあたり、夏の気配が感じられる時期を迎えます。今日の立夏から立秋の前日までが夏となるのです。ですから、野や山の新緑が緑鮮やかに映えて、そろそろ宮崎では蛙の鳴き声も聞こえ始めます。
今日の夜は、そんな風情を楽しみながら、お風呂に菖蒲を浮かべて、ゆっくり体の芯まで温まってリラックスしてみては如何でしょうか?
いつも、私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。 このブログをご覧いただいている皆様のもとに、大きな大きな喜びとたくさんの幸せが訪れますよう、心からお祈りしています。
最後に、不妊治療で頑張っていらっしゃる方、子宝(赤ちゃん)を待っているすべての皆さんの願いが叶いますよう、パソコンからご覧の方は、この下にあるコウノトリのバナーを押しながら、 『運んできて!』 と念じながら、みんなで一緒に祈っていただけると嬉しく思います。
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