なぜ、生まれた直後の授乳が大切なのか？①

公開日：2017年02月11日カテゴリー：妊娠中にすべきこと

　皆さん　こんばんは！　不妊相談ひとすじ２０年　宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー　薬剤師の金丸です。

　今日は、漢方の講演で福岡に来ています。

宮崎も寒かったのですが、日本海からの冷たい風が吹いてくる福岡は想像以上に寒いです。

今日は講演の中で、不妊症ではなく『鼻の病気と漢方薬』について１時間お話しさせていただきました。

今朝の宮崎発の飛行機の中から撮影した雪景色です。

ここまで宮崎から福岡行の飛行機から

雪に覆われた景色はなかなか見たことがありません。

寒気の影響で西日本で積雪の量が多いようです。

お気を付けください。

　今日は、昨日もうすぐ臨月を迎えるNさん（４２歳）にカウンセリングの中でお話ししました妊娠中最後のお話『なぜ、生まれた直後の授乳が大切なのか？』について、皆さんにもお伝えしたいと思います。

　このお話は、小児科医　田下昌明先生が書かれた著書『子育ての出発点　～胎児からの人格づくり～』を参考にさせていただいています。

【田下昌明先生の書かれた『子育てからの出発点』】

　フランスの医師、フレデリック・ルボワイエという先生が、「赤ちゃんが生まれたら、へその緒を切らずに仰向けになっているお母さんのお腹の上に載せなさい」と提唱しています。

　これは、ルボワイエ先生が実際に応用してみた結果が良いので、この方法を勧めているとのことですが、赤ちゃんはお母さんのお腹の上に裸で載せた瞬間から、自分で自分の体温の調節ができるようになるそうです。

　そして、お母さんのお乳を、自分から吸い付いて手に入れます。人間の母親の乳は、赤ちゃんが吸い付いたときに製造を開始するような仕組みになっているのです。

これは、赤ちゃんが母親の乳房に吸い付いたときプロラクチンというホルモンが出て、母乳の製造を促すからです。

≪この続きは、また明日・・・≫

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