ダイエット成功の秘訣⑤ 「本気で痩せたいなら、きちんと寝る!」
皆さん、お元気ですか?
体重77kg→62kg マイナス15kgのダイエットに成功して、今まで7年以上体重を維持している ダイエットカウンセラーの薬剤師 金丸です。
第5回は、ダイエット成功のための秘訣⑤「本気で痩せたいなら、きちんと寝る!」についてお話します。
ダイエットと睡眠については、一見関係がないように思えますよね。でも、実はダイエットに関するホルモンは睡眠と深い関わりがあるため、睡眠時間や質によって太ることもありますし、痩せることもあるのです。
仕事が忙しくて、夜遅くまで仕事をしているとなかなか痩せないのは、私自身が体感していました。ホルモンについて調べてみますと、厚生労働省が示している【睡眠と生活習慣病との深い関係】によりますと、「健康な人でも1日10時間しっかり寝た日と比較して、寝不足(4時間睡眠)をたった2日間続けただけで、食欲を抑えるホルモンであるレプチンの分泌は減少し、逆に食欲を高めるホルモンであるグレリンの分泌が亢進するため、食欲が増大することが分かっています。ごくわずかの寝不足によって、私たちの食行動までも影響を受けるのです。」と記載されています。
また、別の研究では、睡眠時間が5時間の人は、8時間の人に比べてレプチンが16%少なく、グレリンが15%も増えることが分かっています。
レプチンというホルモンは、食事をすると脂肪細胞から分泌されるホルモンで、レプチンが増えれば脳の満腹中枢を刺激して食欲を抑えるので、痩せやすくなります。しっかり眠った日と寝不足の日を比較しますと、4時間睡眠を2日間続けただけで、レプチンの分泌が減少することが分かっています。
グレリンというホルモンは胃から分泌され、脳の視床下部にある食欲中枢を刺激することで食欲が出てきます。また、グレリンが増えると、必要以上に食欲を増加させるだけではなく、こってりとしたラーメンやケーキなど、高脂肪食や高カロリー食を好むようになると言われています。
つまり、睡眠をしっかりとると脂肪細胞から分泌される痩せホルモン『レプチン』が増えるので痩せやすくなり、睡眠がしっかりとれていないと胃から分泌されるデブホルモン『グレリン』が増えるので太りやすくなるのです。
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