「子どもはお腹の中から親の心を感じている!」
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、土曜日で忙しい一日でした。
今日は、妊娠9ヵ月で来月お母さんになる方のカウンセリングもあり、今日のテーマのように、赤ちゃんはお腹の中でもお母さんの心を感じているというお話を【おむつの話】を通してさせていただきました。
手短かに言いますと、紙おむつが良いとか、悪いとかいうのではなくて、布おむつでも紙おむつでも、赤ちゃんを中心に考えていくやさしさや思いやりが必要だということです。料理でも一緒です。手作りが良いとか、買ってきたのが良くないとか、そうではないのです。子どもや家族に愛情をどこでどうやって伝えるかなのです。
赤ちゃんは、おなかの中から全てお見通しで、お母さんの心が伝わっているのです。今の時代、便利なものもいっぱいありますので、それを使ってどうやさしさや愛情を表現するかが大切な、そんな時代に来ていると改めて感じています。
さて、今日は先日お話しました助産師木村孝子さんのお話です。
助産師さんの楽しい子育てアドバイス
助産師 木村孝子さん
◇子どもはお腹の中から親の心を感じている
子どもたちは、親が言っていること、感じていることは全てわかっていると言われています。だから、子どもの前で悪口を言ってはいけません。自分が否定されていると思ってしまうから。
私も子育て時代に経験したのですが、例えば夜9時からテレビを見たいと思い、早く寝て!と寝かせたい思いの方が強くなってしまうと、まず寝ないのです。もうテレビはいいかと思うと、スッと寝てしまう。やはり子供たちは不思議なくらい、親の思いが伝わっているのだと思いました。
そして、それは生まれてから備わったものではなく、お腹の中にいるときからわかっていると言われています。″胎内記憶”というのを聞いたことがありますが、「ママ、僕お腹の中にいた時、こんなこと言ってたね」という子どもが結構増えていて、お腹の中からすべてが備わり、お母さんの感情や声を感じ取っています。それをしっかり感じ、一人の人間として、お腹の中から認めてあげると、生まれた後も自己肯定感が高まります。
また親と子はつながっているので、子供が大きくなり、親がまずいことを言ったと思った時は、きちんと目を見て謝れば大丈夫です。子供は、大人だって間違うときがあり、間違ったらきちんと謝ればいいと、日々の暮らしの中で学んでいくのです。
◇″共有体験”が自尊感情の厚さを増す
子どもと周りの大人が一緒に同じことをする″共有体験”も大事です。体験を一枚の紙に例えると、何かを体験すると紙が一枚増えるだけですが、それをへばりつけてノリで固める役割をするのが″共有体験”です。
今は一緒に何かをやることが非常に少なくなり、子育てがスマホやテレビにまかせっきりだったり、子供が一人で「個食」をしている家庭も増えているので、その分、基本的な自尊感情の厚さが薄くなっています。子供が小さければ小さいほど、共有体験を積み重ねることで、自分を大切にする心を強くしていきます。
でも子育てをしていて、二進も三進も(にっちもさっちも)いかない辛い時があります。そういうときはSOSを出してください。子どもは社会の大事な宝ですから、SOSを出せば誰かが助けてくれます。今、世の中は複雑で、いろいろな影響を受けながら子供を育てなくてはいけないので、自分でできなかったら周りに相談したり、ぜひ力を借りてください。それが楽しい子育てに繋がっていくと思います。
生命尊重ニュース11月号より http://www.seimeisontyou.org/
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