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耳寄り情報
 2012年10月16日
カテゴリー:お知らせ

トランス脂肪酸(ブログ)
こんにちは。お盆で帰省してゆっくりされている方も多いのではないでしょうか。もう暦の上では秋ですが、まだまだ残暑厳しいですので、体調管理には十分に気を付けてください。
 さて、今回は最近ニュースなどでよく聞く「トランス脂肪酸」についてお話したいと思います。

≪トランス脂肪酸とは?≫ 
 近年、トランス脂肪酸の多量摂取が世界的に問題となり、日本でもその含有量の表示が検討されています。では、トランス脂肪酸とはどのようなものでしょうか。
トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニングなどの加工油脂や、それらを使用した乳製品やお菓子などの食品、また、精製植物油などに含まれる脂肪酸の一種です。天然の植物油を、精製したり加工したりする過程で生まれるといわれています。その製造を説明すると、脂肪酸は、肉や乳製品に含まれる「飽和脂肪酸」と、魚や植物油に含まれる「不飽和脂肪酸」の大きく2つに分かれます。

≪トランス脂肪酸はどうして生まれるの?≫
 天然の絞りたての植物油を、食用油やマーガリンに加工しようと、水素を添加したり、高熱で加熱したり、脱臭したりします。その過程でトランス型の脂肪酸が生まれるのです。
 例えば、植物油からマーガリンやショートニングを作る時、液体の植物油を固形化するために、部分的に水素添加を行う事があります。この時にいくらかのトランス脂肪酸が生まれるのです。また、食用油を作るために、植物油を高温処理したり、脱臭したりする際にも生まれます。更に、身近では、使い古しの天ぷら油などにも存在するといわれています。

≪トランス脂肪酸の健康への影響≫
 トランス脂肪酸は少量であれば問題はありませんが、長い間多量に摂取すると、身体にさまざまな影響を及ぼす事が近年で分かってきました。トランス脂肪酸は天然には存在しない脂肪酸なので、体内で代謝されにくく、細胞膜に入ると細胞の働きを弱め、アレルギーやアトピー体質になりやすくなるといわれています。

≪海外では表示を義務化。日本では?≫
 トランス脂肪酸の摂取量が多い欧米では、含有量の制限を行い、表示の義務化も行われています。また、WHO(世界保健機関)では、「健康増進のため、トランス脂肪酸を極めて低く抑えるべきであり、最大でも1日の総エネルギー摂取量の1%未満とする」ように勧告しています。それに対し日本では、1日当たりの摂取量は欧米人の約5分の1と少なく、総エネルギー摂取量の1%未満にとどまっています。そのため、日本ではこれまで表示や摂取量の規制はありませんでした。
 しかし昨年末より、消費者庁では「日本人の食生活も欧米化の傾向にあり、脂質の多い菓子類や揚げ物、生クリームなどの乳製品を食べ過ぎる食生活をしている場合は、平均値を大きく上回る摂取量になる」として、今後、食品容器にトランス脂肪酸の含有量を表示し、その情報を公開する取り組みが検討されています。

≪食生活において気をつけたいこと≫
トランス脂肪酸が多く含まれている食品には、次のようなものがあります。

(お菓子系)ケーキ・アイスクリーム・チョコレート菓子・クッキー・菓子パン・ポテトチップスなど
(インスタント・レトルト系)カップ麺・インスタント麺・シチューやカレーのルーなど
(ファストフード系)マーガリン・ピーナッツバター・マヨネーズ・コーヒーのクリーム、食用油脂など
(冷凍食品系)から揚げ、コロッケ、天ぷら、ピザなど

 ありまに過敏になる事はありませんが、毎日の食生活ではトランス脂肪酸が多く含まれる食品を過剰にとらないように気をつけましょう。
 さらに、次のような事項も心がけてみましょう。

※長時間加熱する揚げ物などを多量に取りすぎない
※マヨネーズや、油脂分の多いメニューを減らす
※ファストフードやレトルト食品にかたよらず、新鮮な魚や野菜を多く食べるように心がける
※調理油にはエキストラ・バージンオイル・オリーブ油を使ってみる

 そして、何よりも、家族や自分が食べている油とその量に関心歩もつ事が、トランス脂肪酸を減らしつつ健康な食生活を送る事につながるのです!

アメブロにも記事をUPしておりますのでご覧下さい。
耳寄り情報ここまで


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