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これまでに200 のコラムを連載しています(2001年7月から連載開始)

2016年
2016年2月のコラム
1月の大相撲初場所では、大関琴奨菊の優勝で大変盛り上がりましたね。その優勝インタビューの中で何回も出てきたこの言葉、『ルーティン』について、今月はお話したいと思います。
 私が若い頃は『ルーティン』と言えば、“ルーティンワーク”(単純な作業や仕事)という使い方をよくしていましたのであまり良い印象がなかったのですが、実はこの「決まり事」でもあるルーティンを日常に取り入れると、素晴らしい効果を発揮する事が分かってきたのです。
 まず一つ目は、「大切なことに集中できる」です。これは、ルーティン(決まり事)を設けることで不要な選択肢を捨てることができるので、本当に大切なことに集中してエネルギーを費やすことが出来るのです。オバマ大統領も大切なことにエネルギーを費やすために、毎日着るスーツの色を2色だけに決めているそうです。皆さんのご家庭でも、毎日の朝ごはんは“ご飯にみそ汁”という風に決まっていることと思います。
 二つ目は、「難しいことを克服出来るようになる」です。これは、難しいと思われることでも習慣化し毎日続けることによって体に刻まれ、自然に染み付いていくのです。例えば、学生時代に苦手だった早起きが、社会人になって毎日実践していると習慣になるのも、この理由からきています。
 そして三つ目は、「時間を効率的に使える」です。ルーティンは、毎日同じ時間に同じことをしますので、規則正しいスケジュールで過ごすことが出来ます。スケジュールがしっかりしていることで迷ったり余計なことをしないので、時間の無駄がなくなるのです。スポーツでも強いチームほど練習のスケジュールがきっちり組まれていることからも、ルーティンが時間に与える影響が大きいことがわかります。
 以上のことから見てみますと、このルーティンは仕事や勉強、スポーツだけではなく、体の健康面にも大きく生かせると思います。①毎日、決まった時間に起きること、②食事はパターンを決めて体に良いものを食べること、③一日の行動スケジュール表を作り出来るだけ時間通りに過ごすこと、④出来るだけ同じ時間に就寝することなど… そして、このルーティンの生活が自然に身に付いているのが、おじいちゃんやおばあちゃんだということがお分かりだと思います。
 人生の先輩の生き方を学ばせていただきたいと改めて思いました。

 
今月のコラムはここまで


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