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これまでに209 のコラムを連載しています(2001年7月から連載開始)

2014年
2014年4月のコラム
今回は、先月私がカウンセリングに見えたお客様にお話しました『前向きな夫婦げんかの仕方』について、三つのポイントをお話したいと思います。
 まず、一つ目は、自分が相手の不満を言う場合には、「あなたに伝えたいことがあるんだけど、何時から何分だったら大丈夫?」と①相手の都合を聞いて、②お互いの良い時間を決めてから言うことです。もし、相手が忙しい時や疲れている時に不満を言っても前向きに効き入れてもらい難くなりますので、お互いの都合の良い時間を決めて、心に余裕を持ってから伝えることが大切です。すると、二人で冷静に話し合うことができると思うのです。
 二つ目は、自分の意見をうまく相手に伝える『私メッセージ』で言うことです。これは、自分の意見や考えを相手に伝えるときに、相手を変えようとしたり、責めたりするのではなく、素直に自分の思いだけを相手に伝えるとてもいい方法です。主語に『私』を付けて、「私、あなたの体のことが心配なの」とか、「私、ずっとあなたと健康でいたいの」という風に、自分の思いだけを伝えるのです。しかし、大抵の夫婦げんかは「あなた、何で分かってくれないの!」という風に、主語が『あなた』になってしまうので、自分が責められていると思ってけんかが酷くなってしまうのです。
 そして、三つ目は、夫婦げんかを始める前に、『言いたいことをあらかじめ紙に書いて、相手の幸せを祈ってから話す』ことです。
皆さんは、夫婦げんかや親子げんかにおいて、ついつい“言わなくていいこと”まで言ってしまって後悔されたことはないでしょうか?他人であれば気を配って話すところですが、身内だとついつい言い過ぎるのかもしれません。本当は、一番親しくて、分かりあっている間柄なのに夫婦げんかのあとに後味が悪くなってしまっては、その後の家庭生活にも尾を引いてしまいます。それを防ぐためには、まず自分の心を落ち着かせて、言いたいことを紙に書いて頭を整理することが大切です。そして、相手に伝える時には、ダラダラと言うのではなく、ポイントをまとめて簡潔に話すことが大切です。また、嫌な雰囲気は、相手の表情や態度からも伝わりますので、大切な人の幸せを祈ってから話せれば一番良いと思います。実は、この『相手の幸せを祈る』というのは、私が若い頃に父から教えられたことなのですが、今の歳になって改めて、相手を尊重して幸せを祈ることの大切さを実感しています。
 これからの皆様の日常生活において、この三つのポイントが、お役に立てましたら幸いです。









 
今月のコラムはここまで


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