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これまでに205 のコラムを連載しています(2001年7月から連載開始)

2006年
2006年6月のコラム
 子供の頃から家庭や幼稚園、保育園、小学校で食事の前に皆で手を合わせて唱える“いただきます”の言葉には、どんな思いが込められているか・・・を皆さんご存知でしょうか?

 先日、ある『食の講演会』で“いただきます”に込められている三つの思いについて、お話がありました。
 一つ目は、私達人間は動物や植物の尊い命を頂くことによって生かされているということを自覚して有難く思う感謝の思い。二つ目は、食事を作ってくれた人へのねぎらいと感謝の思い。そして三つ目は、自分を養ってくれている(生活を支えてくれている)人への感謝の思い。毎日習慣で何気なく言っている“いただきます”の中には、この三つの感謝の思いが含まれているのだそうです。

 数年前に、ある小学校のお母さんが「うちの子はきちんと給食費を払っているのに、なぜ“いただきます”と言わなければいけないのでしょうか?」と小学校に抗議をして、結局その学校では給食を食べる前に生徒も先生も“いただきます”を言わなくなったという話を聞きました。このお母さんは給食費を払っていない子供と自分の子供を一緒にしてほしくなかったのだそうです。
 ある一部の立場から見てみると、みんな働いているのに給食のおばちゃんだけに感謝するのはおかしいとか...色々と意見もあるかもしれませんが、昔から脈々と伝わり続けている≪日本人の感謝の心(思い)≫は、これからも子供たちに伝えていかなくてはいけません。

 今日から毎日“いただきます”と手を合わせるときに、三つの感謝の思いの話を思い出してみてはいかがでしょうか。

 
今月のコラムはここまで


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