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特集~母を憶う~

公開日:2019年06月18日 カテゴリー:ブログ, 素晴らしいお話

 皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。

 今日は、月刊誌「れいろう」の中から、とても感動したお話をご紹介したいと思います。

 

 学校法人新宿学園 新宿調理師専門学校理事長の関川恵一さんが書かれた「母を憶う」です。

  関川さんは、昭和23年生まれ。44年に佐伯栄養専門学校卒業。62年に学校法人新宿学園理事、平成17年より現職。免許取得だけでなく、礼儀・礼節を大切にし、挨拶・返事・後片付けの3本柱を中心にマナーやモラルを大切にする「心の教育」を育む学校づくりを目指していらっしゃいます。

人から好かれる人生を

父は結婚後、間もなくして戦場に赴いた。終戦で帰還したが、実家にいるはずのお嫁さんがいなくなっていたとか。

お嫁さんに逃げられた人・・・。そんな父に同情し、ただ一度の見合いで結婚した母は、浴場業を営む両親の2男2女の末娘として、何不自由ない家庭に育っていた。結婚当初の一年間は新居で2人だけの生活を満喫したが、大手商社勤めの父は6人きょうだいの長男であったため、その後、実家で十人大所帯の家族全員と同居することになった。

祖父は材木店を経営しており、私が生まれ育った家は大きくて立派だった。しかし、私が小学校2年生のときに経営が破綻し、倒産。借金だけが残り、住んでいた屋敷も担保としてとられ、借家住まいを余儀なくされた。その後は父の給与だけが生活の基盤となったが、私には貧乏で生活が苦しかったという記憶はない。お金の管理は父がしており、給与から生活費だけ母に渡すような亭主関白だったが、愚痴をこぼさず何事にも前向きな姿勢、そして料理上手な母親の姿がそこにはあった。実直だった父は酒好きで、毎晩、常連の焼き鳥屋で酒を飲んでは夜中に帰宅し、家事はすべて母にまかせっきりであった。お嬢様育ちだった母はとても辛抱強く、一時期、祖母の認知症が進行し、徘徊・弄便の始末などで毎日気の休まる時間がなかったはずだが、とても優しかった。

祖母が亡くなったとき、「長い間、母の介護をありがとう」と、父が涙を流してお礼を言ってくれたと、私に話してくれた。辛いこともたくさんあったはずだが、私も姉も、ちいさいころから一度も母の泣いた姿を見たことがなかった。そんな母はよく「人に迷惑をかけない、人から好かれる人生を歩みなさい」と言っていた。私は小さいころから「育ちがいいですね」と言われることがあったが、言葉遣いや気配り、周りに対する優しさ、我慢強さなど、生きる姿勢を母が教えてくれたからだと、改めて感じている。

今では私も70歳になったが、「親孝行のしたときに親はなし」。最近、そんなことわざが頭をよぎっていく。

れいろう6月号より

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