特集)寄り添う心② ~人を喜ばせる小さな実践を~
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
昨日は本当に大きな台風が日本列島を通過しましたが、皆さんのところは被害がなかったでしょうか?
タンカーが連絡橋に衝突して、関西国際空港で一夜を過ごされている方々やトラックが横転している映像ををテレビで見ながら、今回の台風の凄さを改めて感じています。
さて、今日は昨日に続いて、小学校教諭 西村さんのお話をご紹介させていただきます。今日のお話の中で出てくる「一番身近な人を喜ばせる」ことは、私も殆ど目を向けていないことでしたので、大反省しました。
お客さんを大切にすることは、サービス業をしていくうえでとても大切なことですが、それ以上に一番身近な人を大切にして喜ばせていなければ、たとえ良いことをしていても長続きしないのです。自分ばかりが一生懸命になって、一番身近な人たちはいちいち言わなくてもその気持ちを理解してくれるだろう・・・ と勝手に思い込んでいましたが、そのやり方では結局独りよがりになってしまい、長続きはしないのです。
今回、西村さんのお話を素直に受け入れて、謙虚に実行していこうと決めました。
それでは、本日は第2話をご紹介させていただきます。
豊岡市立府中小学校教諭 西村 徹さん
昭和35年、兵庫県生まれ。41年、八鹿小学校入学。同校在籍中6年間の校長先生は〝日本のペスタロッチ―″とも呼ばれる東井義雄先生。57年、地元・兵庫で小学校教諭となる。現在は学校教育に携わるかたわら、東井先生の教育論、人生論を広く伝える。但馬掃除に学ぶ会代表など役職多数。編著に『東井義雄一日一言 いのちの言葉』(致知出版社)、『教師の作法 修養』(さくら社)など。
修養とは何をすること?
東井先生はどのような先生だったのでしょうか。
私の先輩が「東井先生は『笑顔・挨拶・ゴミ拾い』の先生だった」と言われました。いつも笑顔で、子供たちに自分から挨拶をされ、落ちているごみをサッと拾われる。また、出勤後はまず用務員室に行き、用務員さんに「今日も一日、よろしくお願いいたします」と頭を下げられていたそうです。このように身近な事、身近な人を大切にされてこられたのが東井先生だったのです。
教員は研修に取り組んでいます。研修とは文字通り「研究と修養」を意味します。研究はとてもよく行われています。一方で修養は、ほとんど行われることがありません。私は自分の人間性が磨かれていないことは分かっていましたが、教師としてどう修養に取り組めばいいか分かりませんでした。しかし、その答えは東井先生にありました。つまり、修養という事は、滝に打たれたり、特別に難しいことをするのではない。日常の小さなことを大切にしていくことが、修養なのだと気づかせていただいたのです。
一番身近な人を喜ばせる
私は、東井先生の色紙の言葉と出会い、前向きに仕事を始めました。
夜型生活から朝方生活となりました。朝、早く起きて、友人にハガキを書いたリ、読書をしたり、仕事をしたりするようになりました。しかし、私のしていることは自分のためのことばかりでした。ある朝、居間のテーブルにお好み焼きの鉄板が残っていました。この鉄板は家内が片付けるものだと思い込んでいた私は、一度も片付けたことがありませんでした。
ある時「いつも家内には世話になってるから」とその鉄板を片付けました。すると家内がとても喜んでくれました。女性にとって朝は特に忙しい時間です。仕事が一つ減るだけで、スムーズに進むのです。それから私は朝に家事をするようにしました。まず、朝起きて神棚と仏壇に手を合わせます。その後、食洗器の食器を棚に戻し、空き缶やペットボトルを所定の場所に片づけます。続いてみそ汁を作りながらリンゴをむきます。こうすることで家内は喜んでくれるのですが、何より、私の心がしゃんんとしてくることに気づきました。身近な家事に取り組むことによって‟心が立つ”のです。
≪つづく≫
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